魂をなくした男(下) (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 魂をなくした男(下) (新潮文庫) |
発売日 | 2014-11-28 |
製作者 | ブライアン フリーマントル |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784102165652 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
会話と独白の妙、フリーマントルならではです。しかし、「顔をなくした男」のプロローグと「魂をなくした男」の終末近くで判明する亡命の真相とは、辻褄が合いません。三部作愛読者の方は、ご検討あれ。
やっぱり フリーマントルはすごいですね。 会話ばかりのストーリ展開でここまで読ませる力量に敬服します。 今回 消されかけた男 から この 魂をなくした男まで 未訳のシリーズを除いて 3か月で すべて通して全部読みました。 ンフリーマントル については 会話ばっかり とか 展開が遅いとか 読みづらい とか の批評が目立ちますが あえて言えば それが特徴で 複雑なストーリー展開を 後戻りして読み返しながら 理解しながら読まないと 話についていけませんが、最後に近くなればなるほど 昂奮してわくわくしてきます。 特に最後の3部作はこの傾向が顕著で、逆に言えば チャーリーマフィンシリーズの集大成だと思います。 ネタバレかもしれませんが最後の主役は ナターリャ です。
翻訳が酷過ぎ。 シリーズ初期の稲葉氏の訳で読みたかった。 ストーリー自体は面白いのだがあまりに翻訳が下手なので原書を注文しました。