トルネード経営―「超成長」への戦略 の感想

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　この本が日本で出版された97年頃、当時IPOを狙っていたIT企業の外人経営者から薦められ初めて読んだ。　彼の戦略はこの本を参考にしていた事からも米IT業界のバイブルたる真価を知ることになった。もちろんこの会社は、無事IPOを果たし現在T1に上場している。
　さて評価が満点でないのは、日本語訳が今ひとつこなれていないと感じるからだ。（英語力のある方は原書を読まれることをお勧めする、もっとも私自身は英語が苦手なのだが・・・）その後、日本でもベンチャーキャピタルが投資したほとんどの企業がこの本を読んでさえすれば正しい戦略を考えるチャンスがあったであろうに、現実は多くのベンチャー企業はそれが出来なかった、IPO出来た会社も今後この本のルールからは逃れることは出来ない。トルネードには誰も逆らえないのだから。