地方が元気になる 自治体経営を変える改善運動 の感想

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参照データ

タイトル地方が元気になる 自治体経営を変える改善運動
発売日販売日未定
製作者元吉 由紀子
販売元東洋経済新報社
JANコード9784492212219
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

自治体職員が「貴方の組織に改革改善は必要ですか?」と尋ねられたら、おそらく十中八九の方は「必要」と答えられることでしょう。
「では、貴方は何か改革改善をやってますか?」と尋ねられて、胸を張って「やってます!」と答えられる人は、おそらくほとんどおられないのではないでしょうか。

もし、おられるとしたら、その方にはこの本は必要はありません。

大半の方は、途端に歯切れ悪くなったり、あるいはムッとして押し黙ってしまう。
または、自分がやることではないからと「問い」をかわしてしまう・・のではないかと思います。

ただ、そんな貴方でも、もし・・・。
これでよいのか?このままでいいのか?何とか変えたい。変わりたい。
では、何をどうすればいいの?どうあればいいの?それがわからない。
ムズムズ、モンモン、イライラする・・のであれば。
それは貴方が、「傍観者」から「当事者」になろうとされている証拠ではないかと。
素直な心の反応ではないかと思われます。

そんな貴方への「処方箋」として、私は、この本をおススメします。

実は、私も今、とてもかゆいのです。
環境が変わったからなのか。自分の体質が変わったからなのか。
わからないけれど、ムズムズ、モンモンと、もどかしい。
けれども、五十肩の影響か、本当にかゆいところに手が届きません。
やれやれと困りはてていた矢先。この本が手元にありました。
今では、この本を孫の手のようにそば近くに置き、たびたびページを開いては、かゆいところを掻いてやらないとおかしくなりそうです。そんな私だからこそ断言します。

この本は、きっと貴方のかゆいところに手が届くはずです。

なぜならば、この本には理論やお題目はありません。
実践を通じてしか得られない成功例や失敗例。そこから生まれた知見や知恵、ノウハウ。
そして、なにより。代表著者の元吉氏をはじめ執筆者のみなさん方が積み上げてこられた実践の中からしか感じとることができない生の感情や思いがたくさん詰まっています。

指定管理者として複数の行政に関わっていた者です。

指定管理者制度は行政が民間に丸投げする傾向が強く、行政職員が管理者であり、成果を上げることへの責任の自覚が本当に薄いと感じています。

結局のところ、本書籍にも書かれているように首長の意思とビジョン、そして、担当職員のやる気や責任感(成果へのコミット)が無ければ指定管理者制度をはじめ、様々な制度をつくったとしても意味を成しません。

本書籍は、より良い行政、地域づくりを目指している首長をはじめ、部局長、担当課長、そして指定管理者制度を利用している民間企業の方にとってはとてもよい参考書になると思います。

なぜならば、行政内部の組織や仕組みを理解でき、現場から経営までの様々な改革、改善を行うための事例、知識、知恵が豊富だからです。

ぜひとも、この書籍を活用し、行政改革、改善を行うことで、指定管理者制度をはじめとする様々な行政の仕組みの質を向上して頂きたいです。

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