ローン・レンジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルローン・レンジャー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
発売日2014-01-15
監督ゴア・ヴァービンスキー
出演ジョニー・デップ
販売元ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
JANコード4959241750334
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

製作総指揮も兼ねたジョニー・デップが出演。
どれがジョニー・デップなのか分からないくらい、颯爽とした姿です。
それがまた、すごくシブくて、お似合いで、カッコいいと思います。
ローン・レンジャーを演じるアーミー・ハマーとのコンビネーションもいいと思います。
ディズニー配給で納得できるドリーミングで痛快な西部劇です。
おもしろいです。
西部劇の様相も変わり、ネイティブ・アメリカンの立ち位置がずいぶんと違ってきています。
人権を尊重する事に加え、それ以上に深く、聖なる文化風習ある民を力説しています。
ダイナミックなアミューズメントとして、お子さまから大人までファンタジーなアドベンチャー映画の醍醐味を楽しめます。

まず初めに…。

個人的な傑作映画の判断基準のひとつに構図の美しさがあります。
優れた映画は「どのシーンで停止ボタンを押しても構図がポートレートのように美しい」と思っています。

本作はセルジオ・レオーネ作品よりは美しさには劣りますが、かなりの高水準であり監督の力量を感じます。

興行重視の映画界にあって、"モノクロ"と"西部劇"は大コケする…とのジンクスがありながら、敢えて挑戦した製作陣の勇気の感服しました。

そのジンクスへ挑戦して成功したのが"シンドラーのリスト"ならば、大コケしてしまったのが本作でしょう。

しかしながら、ウケる可能性がない古い西部ヒーローを今なぜ?巨費を投じて映画化する必要があったのか?
それには製作者達の祖国の未来に対する志があるように思えます。

本編の2時間15分からラストまでの約15分のシーンを繰り返し観ています。

本作の訴えはここの集約されているからで、この15分が本作のメインで後のドンパチは楽しいですが興行上の蛇足だとさえ思えます。

アメリカンヒーロー物で泣いたのは初めてです。
興行的には失敗し、評判も悪い本作ですが…、個人的には未だかつてないヒーロー物でした。

本作は一見"パイレーツ・オブ・カリビアン"チームが作った単なるドンパチアクション作と思われないかもしれませんが、アメリカ国民の祖国へ対する強烈なメッセージが含まれています。

セリフの一つ一つに意味が込められています。
何度も観なおしていますが、そのたびに新しい気づきがあります。(感が良くないので…涙)

ヒーロー映画の最高傑作だと思うのですが、評価的にも興行的にも芳しくないのは非常に残念です。

まず、本作のスポンサーがディズニーだということには驚かされます。
アメリカ大好きの「パールハーバー」を製作したことからも分かりますが、ディズニーはアメリカの象徴でもあります。
本作のテーマを知っていて作ったのか?確信犯に騙されて作ったのか?興味深いところです。

「ローン・レンジャー」(ゴア・ヴァービンスキー監督)です。
ジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督といえば「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの俳優と監督のヒットコンビです。
今度はなんと、悪霊ハンター役にジョニー・デップと、売春宿の酒場のやりて女将に私の大好きな個性派女優、ヘレナ・ボナム・カーターを登場させています。
正義のヒーローが登場し、巨悪に立ち向かう西部劇『ローン・レンジャー』に、ジョニー・デップは意外でした。

でも私は、2013年の映画版「ローン・レンジャー」に懐かしくも不思議な感想を持ちました。
テレビドラマは1949年縲怩P958年に全221話が放映され、根強いテレビ人気に便乗して更にこれまで、
1956年1958年1981年、そして今回2013年に映画が製作されました。

主人公ローン・レンジャーが、愛馬に跨り勇ましい掛け声「ハイヨー、シルバー!」や、
インディアンのトントが「白人、皆嘘つき。インディアン、嘘つかない」と、呪詛のようにくり返すセリフや、
トントの口ぐせ「キモサベ」という奇妙奇天烈な掛け声は、未だに耳に懐かしく残ってます。
ローンレンジャーとトントのこのテレビドラマは、日本では1958年からテレビ放映されたようですね。
でも、今、何故ー?如何して「ローン・レンジャー」のリメイク版が製作されるのかなーと私は、不思議でたまらない…です。

2013年度版「ローン・レンジャー」のストーリは、既に年老いたトントが、幼い頃に窮地を救った白人に騙され、
銀の鉱脈に案内して、部族を窮地に陥れる裏切りをうけた子供時代の悪夢を、白人疑惑と人間不信と憎悪と復讐を抱くに至った経緯を語る。
それも、サーカステントの見世物小屋に設営された西部開拓時代の展示物の前に立ち止まった、
拳銃を腰にぶら提げたカーボーイかぶれの子供に対して回想するように語り始める。

この時代からアメリカ人たちは、「正義」を拳銃で自らの手で守るという伝統があるのですね。

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