スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX(初回版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルスター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX(初回版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
発売日2018-04-25
監督ライアン・ジョンソン
出演マーク・ハミル
販売元ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
JANコード4959241771445
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » SF

購入者の感想

旧作の因習を打開する野心を監督が持つのは構わないが、そういう冒険は
私的作品でやるべきで、こういう超有名シリーズでやるべきではない。

スターウォーズはサーガであって、
「時代は移り変わっても、人の営みは変わらない」という価値観が底流にある。
だから、三部作の二作目である本作で語られるべきは、2部「クローンの攻撃」
5部「帝国の逆襲」と同様、
・師弟関係
・主人公の出生の秘密(運命)
・恋愛
がメインとなるはずなのだ。人の営みの基本構造は変わらないのだから。
アナキンの物語(1~3)がルークの物語(4~6)を完全になぞったので、
そういう「お約束」が形成されている。

実際、本作でもこれらが語られている。
しかし、こうしたメインテーマがいかにもノルマでやっている感が強く、
唐突で浅く、感情移入する上で描かれなくてはならない詳細が不足している。
その代わり、物語上意味のない失敗話ばかりが長々と描かれている。
(落ち目のレジスタンスは人材不足で、何をやっても失敗と言わんばかり…)

本作では「何をやってもダメなレジスタンス軍」が描きたいのかも知れないが、
シリーズものを手がけるなら、せめてメインのキャラクターを殺す前に、
ちゃんとそのキャラクターに関わる伏線は回収しなくちゃいかんだろう。

特に、「ルークとレンの師弟関係」と「ファーストオーダー覇権の謎」は責任もって
描ききるべきで、描けないならルークとスノークは殺すなよと思う。

新三部作は、この一作で台無しになったと思う。
ルーカスから版権を買い取ったディズニー社が、ルーカスに相当する創造主を
設定せずに映画を作り始めた為、だれも背景設定を創造できない状況なのではないか?
確かに、一作品の監督が勝手に創造できるものではない。
創造主たる設定統括者必要なのだ。

その点では、9作目も期待できそうもない。

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