TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体 の感想

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タイトルTPPで日本支配をたくらむ者たちの正体
発売日販売日未定
製作者苫米地 英人
販売元サイゾー
JANコード9784904209349
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 各国経済事情 » 世界

購入者の感想

 2013年9月、苫米地英人氏・箱崎空氏の共著書です。

 本書は、選挙前・7月に急遽出版されたブックレット「TPPが民主主義を破壊する!」の完成版で、
ブックレットにあった内容の核となる部分を残しつつ、大幅に書き足されています。

 まず、注意してもらいたいのが、日本の報道自由度は世界で53位ということ。 
 さて、TPPについて、どれだけのことを知っているのでしょうか?

 基本的な部分として、
・ TPPの内容は一部の人だけが知ることができ、協定文書は協定発効後4年間秘匿される「秘密協定」である。
 (本書P47、ニュージーランド外務貿易省マーク・シンクレアTPP主席交渉官の発言より)
・ 米国は、TPPで米韓FTA以上のものを日本に求めている。(本書P115、USTR・マランチェス代表代行の発言より)
・ 米国モンサント社と住友化学は提携関係にあり、住友化学の会長は、現経団連会長の米倉昌弘氏であること。。。などが挙げられます。

 また、追加として、
・ TPPの内容によっては、国内法を変えなければならない。
  ビジネス関連の法律については、TPP交渉に参加する一部の人間が、立法府(国会)を上回る権限を持つことになります。
・ 経済メリットは、「10年間」で3.2兆円と試算されてますが、
 この数値は、「1ドル=108円、失業率は今のままという状態が10年続く」という前提で計算されています。
・ 韓国では、米韓FTAにより、遺伝子組み換え食品の表示が出来なくなり、国内法が63本変更を余儀なくされました。。。などなど。

 それと、個人的に気になるのがマスコミ。
 著者は、CIAからのリークを指摘してますが、普通に、政府・官僚・経団連・大手広告代理店なども考えられます。
 安倍総理が消費税増税の方針を固めたと、9/12・読売朝刊が報じる一方、安倍さんも菅さんも「決断したという事実は無い」なんてことありましたよね。
 読売さんは、一体どこからソースを取ってきのでしょうか?

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