物語の中の人〈2〉 の感想

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タイトル物語の中の人〈2〉
発売日販売日未定
製作者田中 二十三
販売元アルファポリス
JANコード9784434186028
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

最近ネット小説出身の作品も割と面白いなと色々読んでたところ
レビューで高評価なこの作品を購入しましたが
正直言ってあらゆる面で酷いと思いました。

作品の半分は登場人物の挨拶で構成されてるような印象で
同じ人物の同じ内容の自己紹介を何度も何度も繰り返し読まされることになります。
そしてお互いの自己紹介に何十枚もページを割いてあるのに
いざ、バトルシーンとなると半ページで解決します。
この世界で最強の主人公が好き勝手やる作品というコンセプトなんだと思いますが
最低限、重要なシーンとそうでないシーンを選別するぐらいはして欲しいと思いました。

ほいほい。読みましたぁー。いや、久しぶりにノベル読んで声出して笑いましたね。嫌味も無く、変な心理描写も無く、面白い漫画や映画をあっという間に観終えた感じで、楽しい事好きの皆さんには今回も「お奨め」です。主人公の突き抜け方は2巻でも相変わらずで、脇を固める登場人物達のリアクションも秀逸です。女の子キャラが多くなりましたがハーレム展開ではない(と思う)ので、これも嫌味無くというか好感をもって読む事が出来ます。男だらけでも華が無いですから、むしろテンポ良く話が進む良い感じの男女キャラ率になっておりました。さわやか学園青春モノ(+コメディー)のノリで過剰な色気やくどい色恋沙汰が殆んど無いので、気持ちが疲れている人や単純に何か楽しい物語を読みたいという人に抜群の効能を発揮する1冊(というか前作を合わせて2冊)です。主人公の破天荒ぶりが兎に角痛快で、「無敵に近い存在」という使い方を間違えると非難轟々になる設定をうまく活かす事が出来ています(破綻してる作品を知ってるぞ)。基本的に日本人が好きな水戸黄門的な感じ(若い人は観た事無いかにゃー?)が根っこにあって、主人公を侮って評価していた登場人物や敵が実力や正体(正体のほんの1部ですが)を知って「えぇっ!?」となる展開が物凄く爽快なのです。残念なのは、後半に生じるイベント(帯にもある、城突入の件)は、もっと膨らませて、それだけで1冊分の話にした方が楽しかった気がする事で、かなりバタバタと片付けてしまいます。楽しみにしていた原作モノのアニメが、1クールの都合で雑に進行して終わってしまった残念感がありました。間違い無く「良作」なので、ノリとテンポはこのままで、是非急がずに展開してもらえればなんて思ったりします。話が逸れましたが、レビューを参考にと思われた方に、僕は楽しめ(笑え)ましたよとお奨めする1冊です。でわでわ。

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アルファポリスから発売された田中 二十三の物語の中の人〈2〉(JAN:9784434186028)の感想と評価
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