ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?(祥伝社新書) の感想
参照データ
タイトル | ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?(祥伝社新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川口マーン惠美 |
販売元 | 祥伝社 |
JANコード | 9784396113414 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 国際政治情勢 |
購入者の感想
ドイツ在住の著者が、外から日本を客観的にみて書いた名著。日本人がもっている「幻想」を払拭してくれる非常にわかりやすい文章です。
同じようにしばらくドイツに在住していた小生が感じていたことも沢山書かれており、楽しみながら読めました。おすすめの一冊です。
同じようにしばらくドイツに在住していた小生が感じていたことも沢山書かれており、楽しみながら読めました。おすすめの一冊です。
序章 ドイツメディアの種類と傾向
1章 原発事故を、ドイツはどう報じたか
2章 尖閣と慰安婦を、ドイツはどう報じたか
3章 安倍政権の政策を、ドイツはどう報じたか
4章 中国・北朝鮮を、ドイツはどう報じたか
終章 雅子様報道を巡って
工業製品の質の高さ、生真面目さ、徹底したゴミの分別などから、ドイツ国民の民度が高いと思い込んでいました。が、根拠の無い思い込みであったことに気付かされました。
ドイツ国内の移民の問題、宗教問題、陸続きの「原発国達」との一蓮托生問題、日本にはなくてドイツにはある徴兵、ドイツ国内ならびにドイツ近隣にあるアンタッチャブルな問題をアンタッチャブルなまま直視せず、上から目線で日本の表面を曲解して評価した気になり、中国の建前を知って中国を知った気持ちになって中国に憧れと好感を持つ。
ドイツメディアならびにドイツ国民の「無知さ」が、これほどとは思っておらず、驚きました。
『一度も植民地になったことがない日本』(デュランれい子)を読んだ際にも感じたことでが、ドイツは、親日国ではありません。フランス・ドイツともに工業国であり、フランスが同じ工業国である日本に一定のリスペクトを寄せてくれる一方で、ドイツはそうではありません。
p.19
<ZDF>は<ARD>に比べるとほんの少し軟らかい感じがする。
p.20
<ARD>のほうが堅苦しい。
私は、この「軟らかい」とか「堅苦しい」と表現されているものが「何」なのか、わかりません。
1章 原発事故を、ドイツはどう報じたか
2章 尖閣と慰安婦を、ドイツはどう報じたか
3章 安倍政権の政策を、ドイツはどう報じたか
4章 中国・北朝鮮を、ドイツはどう報じたか
終章 雅子様報道を巡って
工業製品の質の高さ、生真面目さ、徹底したゴミの分別などから、ドイツ国民の民度が高いと思い込んでいました。が、根拠の無い思い込みであったことに気付かされました。
ドイツ国内の移民の問題、宗教問題、陸続きの「原発国達」との一蓮托生問題、日本にはなくてドイツにはある徴兵、ドイツ国内ならびにドイツ近隣にあるアンタッチャブルな問題をアンタッチャブルなまま直視せず、上から目線で日本の表面を曲解して評価した気になり、中国の建前を知って中国を知った気持ちになって中国に憧れと好感を持つ。
ドイツメディアならびにドイツ国民の「無知さ」が、これほどとは思っておらず、驚きました。
『一度も植民地になったことがない日本』(デュランれい子)を読んだ際にも感じたことでが、ドイツは、親日国ではありません。フランス・ドイツともに工業国であり、フランスが同じ工業国である日本に一定のリスペクトを寄せてくれる一方で、ドイツはそうではありません。
p.19
<ZDF>は<ARD>に比べるとほんの少し軟らかい感じがする。
p.20
<ARD>のほうが堅苦しい。
私は、この「軟らかい」とか「堅苦しい」と表現されているものが「何」なのか、わかりません。