4-Quatre(初回限定盤)(DVD付) の感想

「青い空」「白いスーツ」のジャケット、3rdアルバム「piano spatial」から3年半が経ちました。
「次はどんなアルバムなんだろうか？」と、ずっと心待ちにしていたのですが、最初この”ジャケットにはびっくり(＠_＠;)。

「えぇ〜！？レ・フレールどこへ行く！？」

でも、でも、聴いて「なるほど〜（＾∇＾）」ですよ〜。
勢いのある、ちょっと遊び心の効いた、「かっこいい」、弾むような楽しい音がわんさかです。
１stアルバム「piano breaker」の様な迫力と勢いはそのままに、しかし前作からこれまでに経験したオーケストラとの共演や、ソロプロジェクト、たくさんの出会いと経験が彼等をより成長させ、それを源に産まれ出た円熟した曲たちは、やはり「新しい」。
「やっぱりレ・フレール」と納得させられます。

表紙は、天野喜孝氏の書き下ろしです。「ヤッターマン」じゃないですよ〜。
オリジナルキャラクター「キャトルマン（＾∇＾）」です。

最後の曲、「賛歌　四海兄弟（しかいけいてい）」は、平凡な日々をキラキラと輝やいたものに見せてくれる魔法の一曲だと思います。
特に今の季節（秋）、天高く広くなった晴れ渡った空を見上げながらこの曲を聴いていると、とっても清々しい気持ちになれます。
そして、昨日までの心の「もやもや」に、優しく寄り添って語りかけ、慰め、応援してくれているようです。
上を向いたまま「よしっ！明日も頑張ろうっ！」と、小さくガッツポーズ。
頬を伝っていた涙をぬぐって、smile。
深呼吸して前に大きく一歩踏み出せそうです。

元気と勇気を充電できますよ。