ファウスト (まんがで読破) の感想
参照データ
タイトル | ファウスト (まんがで読破) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ゲーテ |
販売元 | イースト・プレス |
JANコード | 9784872579741 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » ドイツ文学 |
購入者の感想
絵は悪くない。とくにメフィストのキャラ造形は表情とかかなりいい感じ。
原作の内容が大幅に編集改変されております。
200ページ足らずの漫画なので思いっきり端折った構成なのはまあよしとしましょう。
マルガレーテとの恋がメインの第一部に比重を置いて第二部のギリシア冥府巡りをバッサリ削除しているのは良い判断だと思いますが、原作のラストを変えてしまったのはいただけない。
なにしろ原作にはない「神話ならびに神や悪魔と呼ばれる存在は人が創造したものである」という、漫画オリジナルの現代的解釈に変更してしまっているのだから。
原作の根底的な部分を独自の設定とテーマに改変してしまっているので、これを「ゲーテ・作」と表記するのは如何なものかと。
ただ、原作を読んでなかったら漫画として普通に楽しめる作品だとは思います。
原作の内容が大幅に編集改変されております。
200ページ足らずの漫画なので思いっきり端折った構成なのはまあよしとしましょう。
マルガレーテとの恋がメインの第一部に比重を置いて第二部のギリシア冥府巡りをバッサリ削除しているのは良い判断だと思いますが、原作のラストを変えてしまったのはいただけない。
なにしろ原作にはない「神話ならびに神や悪魔と呼ばれる存在は人が創造したものである」という、漫画オリジナルの現代的解釈に変更してしまっているのだから。
原作の根底的な部分を独自の設定とテーマに改変してしまっているので、これを「ゲーテ・作」と表記するのは如何なものかと。
ただ、原作を読んでなかったら漫画として普通に楽しめる作品だとは思います。