スモーキング・ハイ [DVD] の感想
参照データ
タイトル | スモーキング・ハイ [DVD] |
発売日 | 2009-12-02 |
監督 | デイヴィッド・ゴードン・グリーン |
出演 | セス・ローゲン |
販売元 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
JANコード | 4547462063250 |
カテゴリ | ジャンル別 » 外国映画 » コメディ » アクションコメディ |
購入者の感想
日本未公開。一方、本国で公開すると『ダークナイト』を首位から蹴落とし、結果、愛すべきヤク中売人ソールをバカと愛嬌たっぷりに演じたジェームズ・フランコがゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門男優賞にノミネートした本作、完全に根っこの端まで純粋のバカ映画なんで、頭を空っぽにして無条件にバカになりたい人向けです。委員長系とか意識高い系とかみたいな実直な人はきっと観ちゃあいかんと思います。
例えば、極端な話、映画『アドレナリン』にあなたはいちいちツッコミを入れますか?は?普通入れませんでしょ?って人向けなんです。
ヤク中主人公も相棒のヤク中売人も四六時中ハイなので、基本的に二人とも頭が回らない。なので、ギャング同士の抗争の殺人現場を目撃してそれがバレた主人公がヤクから足がつくのでそれを売った知り合いのヤクの売人を連れて追っ手から逃避行するというストーリーなのに、会話、発言、行動と、そのとんちんかんで時に突飛なバカさ加減が非常に笑えます。特にフランコが憎めない。
「三で押す」とかケータイのやりとりとか、テープで拘束とかカーチェイスとかとかもう笑いまくりです。
例えば、極端な話、映画『アドレナリン』にあなたはいちいちツッコミを入れますか?は?普通入れませんでしょ?って人向けなんです。
ヤク中主人公も相棒のヤク中売人も四六時中ハイなので、基本的に二人とも頭が回らない。なので、ギャング同士の抗争の殺人現場を目撃してそれがバレた主人公がヤクから足がつくのでそれを売った知り合いのヤクの売人を連れて追っ手から逃避行するというストーリーなのに、会話、発言、行動と、そのとんちんかんで時に突飛なバカさ加減が非常に笑えます。特にフランコが憎めない。
「三で押す」とかケータイのやりとりとか、テープで拘束とかカーチェイスとかとかもう笑いまくりです。
誰にも憎めないセス・ローゲンが、ハッパでご機嫌になりながらEDDY GRANTの“Electric Avenue”にノリノリでオンボロ車に乗って登場するオープニングで、すでに好きな人にはもう☆5つ間違いない最高の映画です。とにかくこの主人公は劇中ひたすらハッパを吸いながら、トラブルにまきこまれたり逃げたり立ち向かったりするのですが、結果若いガールフレンドや面倒な理屈よりも、ハッパ仲間が結局は最高のパートナーであると気づいてしまうという、とんでもない愛すべきロクデナシのロクでもない1本なんです。これってもうあまりにも楽しすぎて、ご機嫌な雰囲気がプンプンにおってきて、ある意味有害DVDと言えるでしょうねぇ。とにかく主人公がヘロヘロしている時は、映画の展開もだら〜っとしているんですが、これがアクションシーンになると急にキレがよくなるというこのギャップも最高。このちぐはぐさ、アンモラルなものを最高に仕上げているということも含め、タランティーノ映画に似ているような印象も受けました。こっちは思いっきりのコメディですけどね!