「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 の感想

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私自身、会社でリーダーの立場にあるのですが、その役目・責任を果たせていません。
リーダーとは名ばかりで、私に「ついて行く」、また「尊敬する」といった部下は
ほとんどいないと思います。（支援してくれる部下は若干名いますが・・・）

そんな中、社内においてはリーダー研修をここ数か月行っていますが、そこで求められる
リーダー像は、熱血でスーパーマン的なもので、私自身とはかけ離れたものでした。
トップからも、強引さや力強さが足りないとも指摘されました。

私の性格的に見て、「俺についてこい」といったスタイルは持ち合わせておらず、リーダー
というポジションが非常に重荷になっています。

こうした状況をなんとかしたいと思っていた所に、この本の帯のキャッチフレーズ
「リーダーは弱くてもかまわない」が飛び込んで来ました。

著者は、日産を経て、ボディショップ、スターバックス等での成功・失敗の経験談をベースに
少し違ったリーダーの在り方を教えてくれました。
　・自ら一生懸命に行動すること。
　・机の上だけでなく、現場へも足を運んで仕事をすること。
一番大切なのは、
　・「徳」を高めること。

強力なリーダーシップを絶対条件としなくても、人一倍頑張らなければならないし、徳を高めて
人間性を磨くことが必要であることを再認識させられました。

やっぱりリーダーは大変です・・・0

社長やリーダーになるのは、天性の素質をもっている人だけと思っていました。
でも、一生懸命に正面から取り組んでいれば、周りの人々は放ってはおかない。そうやって、応援されて生まれたリーダーは力強い組織を作る。
自分はリーダーには向いていないななんて悩んでいる方、とても勇気をもらえます。
そして、みんなを幸せにしたいという原動力で、コミュニケーションを続けると、とても心地良い毎日が送れることをしりました。