Arcade Disc In JALECO -SHOOTING- の感想

ジャレコ・アーケードサントラシリーズ第2弾。今回はあらゆるジャレコのアーケードシューティングを収録&ブックレットでは岡村静良氏（本サントラではP-47と天聖龍を作曲）と並木学氏（本サントラではP-47ACESの1部と湾岸戦争を作曲）のインタビューが掲載されています。

ジャレコのシューティングゲームのオムニバスサントラと言えば2011年に発売された『ジャレコ レトロゲームミュージックコレクション』がありますが、それと比べて良かったのは向こうでは1ループ収録だったタイトルがこちらでは2ループ収録だった事（『P-47』、『プラスアルファ』、『キメラビースト』が該当）。特に1ループが短めで1曲1分前後で終わってしまった『プラスアルファ』が2ループになったのは大きいかと。また、自分はその2011年のサントラの他、過去にサイトロンから発売された『G.S.M. JALECO1』も所持していますが、そのどちらとも『P-47』は1ループ収録だったので、今回の『P-47』2ループ収録は個人的にとても満足です。2ループでたっぷり聴くAREA3・7のBGMが心地いい・・。
『サイバトラー』、『ゲーム天国』（SS版とは全く曲が違う）、『セカンドアースグラティア』等の今までCD化されなかったタイトルが多く収録されているのも嬉しい所。この中で自分が一番嬉しかったのは音源化を待ち望んでいた『サイバトラー』ですが、他に挙げるとしたら『グラティア』でしょうか。『グラティア』に関しては自分も名前だけは知っている程度で曲も聴いたことはありませんでしたが、いざ聴いてみると中々の良曲ぞろい。目的のタイトルだけでなく、こういう今まで知らなかった、興味が無かったタイトルと引き合わせてくれるのもオムニバスのアルバムのいい所かと。

欠点を挙げるとすれば未使用曲の収録でしょうか。例えば、先に紹介した『ジャレコ レトロゲームミュージックコレクション