アンダー・ザ・スキン 種の捕食 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルアンダー・ザ・スキン 種の捕食 [Blu-ray]
発売日2015-01-06
監督ジョナサン・グレイザー
出演スカーレット・ヨハンソン
販売元Happinet(SB)(D)
JANコード4907953061446
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » ミステリー・サスペンス

購入者の感想

ヨハンセンのヌードを期待するのであれば、それほどでもない。男性ヌードのほうが多い。
いわゆるエイリアンの侵略モノで、スピーシーズのようなネタだが、それとは違い陰鬱で説明がない。
結局何なのか良く分からないので、最後まで狐につままれたような感が残る。
ま〜、お世辞にも見て楽しい映画ではない。まるで昔の共産圏の映画みたいだと思っていたが、
なんと英・米・スイスの合作だそうな。

祝〜特典映像は海外版と同じでよかった。吹替声優も、GOOD!

スカーレット・ヨハンソン版「スピーシーズ 種の起源」と言ってしまっては身も蓋も無い話ですがあながち間違ってもいません。

物語として難解ではありませんが、いくつかの場面で観客の想像力に委ねる演出がちらほらし、加え独創的な衝撃もキチンと用意されており、全体的に静かな印象の作品ですが、謎の連続に興味は尽きません。

寒々しく厚い雲が上空に垂れ込める街中を車で流しながら「男性」を物色し、ひたすら目的を達成していくヨハンソンは「人間ぽさ」と「無機質さ」の境目を上手く表現しています。

その「語らなさすぎさ」に退屈感を覚える可能性も大ですが、初っ端からの現代美術と見紛うような映像やら「わけのわからないモノ」に取って付けたような解説はかえって不気味さ纏う神秘性を薄めるので、説明過多に陥らず、奇っ怪さに包まれた突っ切った行動だけを追うことで、「得体の知れないモノ」の「らしさ」を表現するのに成功し、作品の方向性のブレも無くしました。

監督は前作「記憶の棘」でも「突如現れた少年が夫の生まれ変わりかもしれない」って一点だけで観客をぐいぐい引っ張って行く力技をみせましたが、本作ではアバンギャルドさも加わり、無駄なく騒がない確かな創造性は素晴らしいの一言に尽き、一筋縄ではいかない奇妙奇天烈な面白さを構成しています。

これは、一見の価値有る1本かと。

それからヨハンソンも良いのだけれど、的確に任務処理していく「バイカー」も魅力的すぎますね。

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