超LIFE(完全限定生産盤) [DVD] の感想

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懐かしく観ることはできました。映像作品としてどうかというと、内容が薄い感があり、全体の構成も平板で途中少々飽きてしまいました。

レコーディングメンバーの方々のインタビューは、アルバム『LIFE』誕生の舞台裏を垣間見ることができて断片的におもしろいところもありましたが、エピソード披露にとどまらずもっとつっこんでほしかったと思いました。ご本人が登場しないのもやっぱり寂しいです。

自分にとっては、残念ながら繰り返し観たくなるような感動や高揚感をもたらす内容ではありませんでした。期待しすぎたせいかもしれません。

パッケージにはいろいろ思い入れやこだわりがあるものと思いますが、個人的には普通のDVDケースで充分。オマケグッズよりも、アルバム『LIFE』のセルフライナーや寄稿で構成されたブックレットなどが入っていたほうがうれしかっただろうと思いました。

信者なのでお布施しましたが、一回見たらもういいかなという代物。
何度も見たいとも思わない。

EMIにBeatlesがいるように日本のEMIには小沢がいる。
アンソロジーはもういいからパストマスターズ（アルバム未収録曲集）を売ってくれたほうが喜ぶ人が多いのでは？

LIFEの曲達が生まれた時を語る皆さんの言葉や当時の映像から、スタッフとファンの熱とその中心にあった小沢くんの存在が見えてくるような感じになっていると思います。

個人的には撮影の合間にコードを爪弾く小沢くんと、ストリングスアレンジの話がツボです。

ずっと気になっていたんですよね。

97年の夏からファンになった者としては、ずっと噂でしか聞けなかったレビュー96の映像が在るのなら、なんとかして見てみたいものです。