プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く の感想
参照データ
タイトル | プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アンソニー プラトカニス |
販売元 | 誠信書房 |
JANコード | 9784414302851 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
プロパガンダとは、特定の思想や世論を誘導するものとしてネガティブなイメージを持たれることが多い。なぜネガティブなイメージをもたれるのだろうか。それはプロパガンダが、我々の行動を「知らず知らずのうちに行っている」ように仕向けるからに他ならない。
したがって、プロパガンダが表に出ることはない。「これはプロパガンダだ」と解ってしまうようなものはプロパガンダではない。あくまでも、知らず知らずのうちに我々の心理を縛ってしまう者がプロパガンダの名に値する。
(もっとも、わざとプロパガンダであることを名乗り、「これはプロパガンダだ。注意しよう」と思わせてある特定の行為へと誘引する上級技もあるだろうが)
そのプロパガンダの手法を、これでもかというくらいふんだんに盛り込んだのが本書。しかも個々具体的な事例を引いて小説風の読み物に仕立てているので、読むのに苦を感じることはないだろう。
したがって、プロパガンダが表に出ることはない。「これはプロパガンダだ」と解ってしまうようなものはプロパガンダではない。あくまでも、知らず知らずのうちに我々の心理を縛ってしまう者がプロパガンダの名に値する。
(もっとも、わざとプロパガンダであることを名乗り、「これはプロパガンダだ。注意しよう」と思わせてある特定の行為へと誘引する上級技もあるだろうが)
そのプロパガンダの手法を、これでもかというくらいふんだんに盛り込んだのが本書。しかも個々具体的な事例を引いて小説風の読み物に仕立てているので、読むのに苦を感じることはないだろう。
「影響力の武器」と同じレベルの名著です。だまされたと思わせずに人をだますためのテクニックが、これでもかというぐらい紹介されています。これを読んだ後にCMを見ると、衝動買いをすることはなくなるのではないでしょうか。