Much Ado About Nothing (Folger Shakespeare Library) の感想

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夏にストラトフォード・アポン・エイヴォンを訪ね，ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのMuch Ado About Nothingを観劇する計画があり，事前によく読んでおこうと思い本書を購入しました。シェイクスピアの戯曲や詩はこれまでもいくつか読んでおり，Twelfth NightやA Midsummer Night’s Dreamも事前に読んでからストラトフォード・アポン・エイヴォンで観劇し，大いに楽しませてもらった経験があります。研究社あたりから注釈付きの本がないか探したところ本作については見当たらなかったので，このFolgerのシリーズを見つけて購入した次第です。このシリーズは初めて手に入れましたが，本編のところは，ページを開くと左側に注釈があり，右側に原文が掲載されいて，注釈も適切でとても読みやすいページ構成になっていました。もちろん，ある程度シェイクスピアの英語についての基礎知識は必要となりますが，前に一作品でも読破した経験があれば，この注釈を頼りに作品をある程度楽しむことができます。一般的なペーパーバックで，値段も安いのでおすすめです。