Proof of Heaven: A Neurosurgeon's Journey into the Afterlife の感想

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細菌の感染症により、昏睡状態になり、死生の間をさ迷う事、7日間。奇跡的に生還を果たす。その間に見ていた幻覚の記録だ。著者は脳外科医。当然、来世など信じていなかったし、患者たちの仮死体験も、所詮は脳が作り出した幻覚に過ぎないと、思っていた。

それが自分に起った。
無事生還してから、自分の症状の記録を調べるが、脳の損傷は激しく、このような状態では、リアルな幻覚を見る事は、医学的に見て不可能であると確信する。さらに、幻覚の世界で、美女に出会うが、それが実の妹（生前には出会いがない）であると、後で分かった。著者は幼い頃、養子に出されているので、この妹が居る事を知らなかった。この妹は、すでに他界している。

以上のことから、著者の見た幻覚は、幻覚以上のものであり、天国であると確信するに至る。
幻覚の世界は、驚異的で、興味を引くが、疑問も出る。

彼の見た幻覚の世界は、天国と言うよりは、基督教文化の作り出したファンタジーの色が濃い。もし仏教文化圏で、同じような体験をしたら、どのような幻覚を見ただろうか、気になる。

妹は、背中に羽の生えた天使として描かれているが、自由に空を飛べるなら、どうして羽が必要なのか、疑問。
著者は、この美女と一生に飛行体験をしている。

また天国で、多くに人々を目撃しているが、みな服を着ている。
どこで作られているのだろうか、気になる。天国にも、仕立て屋が居るのだろうか。

滝や川、お花畑も目撃するが、この水は、どこから流れてきているのか、天国には雨も降るのか、また海まで川は流れているのか、
まあ、そういった疑問を出せば、切がないが、
率直に、臨死体験の幻覚として読めば、面白く、最後まで一気に読みきった。

途中、若干、分かりにくい部分もあった。コチラの英語力の不足もあるが、それ以上に非常識な記録であり、著者自身も、英語（地上世界の言語）で、異次元の世界の描写する事の、困難さを嘆いてる。
その結果だと、考えられます。

Although the book itself is nicely written and is a very good read, I felt that the author talks too much about the outlining events to his near death experience rather than the experience it self. Events like what was going on with his family members and how he responded after he was back from his comatose state are more highlighted and vivid throughout the book. Also, contrary to my prior belief the book doses not give a scientific explanation of near death experiences itself, although the book is written in a convincing fashion perhaps its not convincing enough to make someone in the field of science like me believe in such experiences. Anyhow, it is a very good read and a recommended time pass!