絶対わかる! トラブル事例で学ぶネットワークの基礎 LAN/無線LAN (日経BPムック ネットワーク基盤技術選書) の感想

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タイトル絶対わかる! トラブル事例で学ぶネットワークの基礎 LAN/無線LAN (日経BPムック ネットワーク基盤技術選書)
発売日2012-04-11
販売元日経BP社
JANコード9784822267728
カテゴリ »  » ジャンル別 » 雑誌

購入者の感想

 ある程度、インターネットの通信関係に通じていないと、本書のありがたみはわかりにくいでしょうが、読み手側に強い関心があれば、秀逸な図解が豊富なこともあり、誰でも一応理解できるような内容になっています。とくにトラブル例中心に書かれており、実用的な観点から編集されています。いつまでも簡単な内容ばかりの入門書レベルの本を何冊も買うよりも、多少難しい内容もある本書を買った方が勉強になるかもしれません。これ以上の詳しい説明は、恐らく学術的な内容になるでしょうから、このあたりが一般向けということになるのでしょうか。

 無線LANについても記載があり、有線と無線の両方でLAN構築をしようとする場合は十分に役立つはずです。ただし、Wi-Fiの無線の11ac規格移行に伴い、2014年あたりから無線LANがぐっと早くなり(理論値で10倍以上、機器レベルで2倍以上)、実質的に無線は有線LANと同等レベルの速さになるようですので、そちらも視野に入れておいた方がよいかもしれません。もっとも、有線は一時的に追いつかれても、10G-EPON(現行のフレッツの上位規格、他社はG−PONの類似の規格)によって2014年中に10ギガビット/秒となるようなので、結果的には有線が安定かつ速いことに変わりはないでしょう。
なお、11ac対応ルータの値ごろ感が出る時期が無線LAN採用の目安のようです。それぞれ一長一短があり、有線LANの設備は割安・安定かつ10年以上メンテナンスわずかで利用可能な点が最大の長所で、無線LANはPCの設置場所が自由という反面、数年毎に新規格が出て面倒・機器が意外に割高という欠点があります。また無線LANの場合、Wi-Fiだけでなく、Bluetooth利用のピコ(極小)LANにも着目しておいた方が賢いかもしれません。家電や小型制御機器の一部がBluetoothを利用し始めているからで、いずれ家庭内・事務所内のファイル転送もピコLANになる可能性が十分にあり、2013年後半の現在、Bluetoothは爆発的な進化を遂げる直前のようです。このようにして、今後(2014年以降)、インターネット接続は有線LAN(とくにNTTの10G-EPON)、11acのWi-Fi,

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