ダイコー ニームオイル 250ml の感想

ビオ大好きな私は秋に始めたバラ栽培で予想を大いに上回る害虫、病害のためコストパフォーマンスの良い安全な虫除け剤を探していました。こちらはオイル原液ということで一リットルに希釈する方法が書いてありますが100円ショップで売っている霧吹き（容量３５０cc)に希釈しているので1ccほどのオイルを取り出すのに苦労しときどきやや濃度が濃くなっていたようです。また自然のものだから、とやや説明書よりも多い頻度で撒いた数日後すこし心配になりネットでニームについていろいろ調べました。

すると日本のサイトでは概ねニームは安全、無害を強調している物が多いのですがドイツ語のwikiでは「オイルの主要成分は有機化合物のアザジラクチン」というものだということで昆虫等の節足動物のふ化、繁殖を阻止する。蜜蜂にも影響があるのでオーストリアでは現在ニームオイル原液は許可されていない、ということが書いてありました。　ニームシャンプー等はシラミの駆除等に使われるそうです。

オイル原液には１００を超える化学物質が含まれていることで、現時点では恒温動物には影響はほとんどないとされていますがその副作用はいまだ研究が進んでいないということです。アザジラクチンは陽の光で約１００時間で分解されるそうですので４−５日に一度の散布が葉の裏表に必要、ということです。節足動物に影響があるので水槽などにも入らない注意が必要でしょう。

日本ではあまりまだポピュラーではない薬草ですのでこういう種類のものを使う場合きちんと調べてから注意深く使うべきだと思いました。