企業参謀(2014年新装版) (大前研一books ビジネス・ストラテジスト・シリーズ(NextPublishing)) の感想

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この企業参謀は大前研一氏の知名度を飛躍的に高めることとなった、氏の最高の名著のひとつであるが、４０年も前の当時において、ＫＦＳを意識して企業戦略を組み立てることや、管理会計の概念が浸透していなかった当時の日本式経営スタイルの中で、ＲＯＡやＲＯＣＥを意識することの重要性を説いている、その先見性には、ただただ驚嘆に値する。当時とはずいぶんと国際的な企業間競争や日本企業の立ち位置は違えども、いま読んでも全く色あせていない。不屈の名著とは、このような本のことを言うのだろう。