ステレオ1月号 の感想

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正直今までの付録、アンプやスピーカーなどに比べると、インパクトが薄いと思いました。
確かにUSBオーディオですと電源供給をバスパワーのものでは、PCからの電力供給となります。
これがノイズの原因になるとはよく言われていることで、電源付きのUBSハブを使ったやり方を試していました。
雑誌で紹介されているのと同じUSBハブを持っていましたから、そのまま試せたのです。

しかし、そもそもノイズフィルターではありませんから、気休め程度だったのかもしれません。
この付録は、USBノイズフィルターとして、設計されているもので、PCからくる電源と自分で用意した電源アダプターを切り替えることが出来ます。

小さくてちょっと残念な感じはしましたが、
パーツもしっかりしているものですし、基板のシールドもされているようで、
作りは丁寧なのではないかと思います。

市販品でしたら、せいぜい1000円程度出なければ売れないような製品だと思っていましたが、
実際は結構高くて数千円から3万ぐらいのものをネットで見つけました。
そうすると、結構お買い得なのかとも感じます。

前からＵＳＢのフィルターを探していましたが、どれが良いのか迷っていて未装着のままでした。
ちようど付録にフィルターが付いていたので試しに購入。

気持ちいいくらいに音の分離が良くなりました。
ちょうど5Ｖ1Ａの電源が転がっていたのでノイズフィルター付きキャパシタをかまして給電すると締まった低音が凄い！

使用機材や環境で音は変わると思いますが、自分の機材では劇的に変化しました。
3000円が高いか安いかは自分の耳で確かめてください。

あと、デスクトップＰＣの前面ＵＳＢ端子はマザーボードから延長ケーブルで延ばしているものが多いので後ろのＵＳＢ端子へ接続したほうがノイズの影響をうけにくいものもありますので参考にしてみてください。

付録でＵＳＢノイズフィルターが付いてきたが、効果は？？？といった感じ。そもそも最近のＵＳＢ　ＤＡＣやアンプなどは、
ノイズフィルターが内蔵されているものが結構出てきているので、これ以上つけても、そんなに変わらないのでは。
また、ＰＣをノイズ発生源の親玉のように扱われているようだが、オシロなどで見ても実はそれほどノイズが出ていなかっ
たりする。普通の３端子レギュレータでカットできる程度の大きなノイズは、そうそう乗っていないように思われる。
違法無線などのノイズの方が遥かにデカイ。また、都会と田舎では、ノイズの乗り方も違うのかもしれない。工事とかその
他何か特別な事でもしない限り、そんなにノイズに神経質にならなくてもいいのかもしれない。逆に、信号の到達までの
経路が長くなればなるほど、情報は劣化するので、その方がむしろ問題かもしれない。　

おまけのUSBフィルタがそこそこ良かった。
価格は３０００円と高めだったので２０００円台で
販売出来ればもっと良かったかと思います。

必要があるのか、ないのかわからないがノイズフィルターみたいなもの
が好きでパソコンにも某社のノイズ低減フィルターボードを取り付ける
のが習慣になっています。
そんな私でも今回は付録買いするのを相当悩みました。理由としては、
ノイズにそれほど悩まされてはいないからです。
届いた本誌をろくに読まずに付録をPCとUSB-DACの間に接続してみま
したが、さほど音が良くなったと思いませんでした。しかし記事を読むと
メーカー製のUSB-DACは、なんらかのノイズ対策がされている可能性が
高く去年の「ステレオ」誌の付録のUSB-DACのほうが効果がわかりやす
いとの解説がありました。
それならと繋ぎ変えて試したところ「USBフィルターあり」のほうが確か
に音がマイルドになった気がします。

記事によるとUSBフィルターの電源をACからとると極端に音が良くなる
らしいのですが、こだわる方はそれなりの価格のAC電源とチョットした
設定が必要になるようです。