百人百色の投資法 ──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集 (Modern Alchemists Series No. 123) の感想

株、FX、不動産の投資家の経験談やトレード手法などを、本人を語り部となり記載されています。
トレード手法などはページ的に少ないのでザックリとしていて、詳しくは載ってません。
まぁ、こんな考え、やり方や経験があるんだなぁーと言う程度に読む本です。ある程度その筋で勉強した人なら、読んでも当たり前のことが載っている部分が多いです。
投資初期には知るべき大切なことが学べると思いますが、色んな事を頭に入れすぎて、どれが良いのか混乱する人もいると思うので、参考程度にするのがちょうど良いと思います。

100人から聞いた話を、5分冊で収録。つまり1冊あたり20名収録。
今回はその第一弾。それはいいんだけど、内容が、、、

20人の内訳が株８人、FX８人、不動産４人。
もしこういうレベルで分かれてるなら、株だけを2冊、FXを2冊、不動産1冊の分冊にして欲しかった。
そしたら株2冊だけ買って済ますことが出来たのに。。

内容は、まあ面白いんだけど、なんか通り一遍という感じが拭い切れない。
ほんとうに重要なところが隠されているような、隔靴掻痒感がどうしても残ってしまう。

まあ、なんだかんだ文句を言いながら続編も買っちゃうんだろうなあ。
本自体は１２００円＋税だから、５冊揃えても多分６千円＋税程度。
高い本を一冊買ったと思えば割安なんだろうな。出版社が出版社だし。

本当はもう少し人数を減らして一人あたりの内容を濃くしたほうが
得るところが多くなったように思いました。

これでも当初の１冊の予定を５倍に引き伸ばしたってことなんだろうけど。