Japan A Short History 日本小史【改訂増補版】 の感想

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タイトルJapan A Short History 日本小史【改訂増補版】
発売日2013-09-06
製作者ジョン・K・ギレスピー
販売元IBCパブリッシング
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英語よみもの

購入者の感想

確かに、英語を勉強するにはよい教材かもしれない。複雑な構文はなく、英語は平易である。
大学入試を経験したくらいの人や、それを目指すくらいの人には読みやすい。(もちろん、辞書なしで読めるとはいわない。)
ただ、歴史を学ぶにはどうか。近現代史の記述は特にひどい。
いわゆる自虐史観といわれる日本の教科書の中で、もっとも自虐的なものを訳したのではないかと思われるくらいである。

なにより気になるのは露骨に西洋中心的な歴史観。
例えば、日本が途絶された資源を求めて、欧米が植民地として支配していたアジアへ侵攻するあたりの記述

Now Japan was seen as an enemy of international democracy and peace movements. Japan was also seen as trying to encroach on the Western assets created in Asia.(P90)

日韓併合の記述ではcolonizeと表現されているが、欧米が搾取したアジアについてはWestern assets created in Asiaなどと表現している。
南京事件については 
Japanese army committed the massacre in Nanjing, killing several hundred thousand Chinese solders and citizens.(P89)
などと、数十万人という、当時の南京の人口を上回る人口の虐殺があったと嘯いてはばからない。
原爆の犠牲者はdied(死んだ)とされており、殺されたと表現されていないし、そもそも、時の内閣がポツダム宣言の受託に遅れたからだなどといっている。
戦後にアジアの諸国が独立したのはアメリカとイギリスが勝者としての義務を果たしたから(P97)などと「とんでも」な歴史観を披露している。
Even now, many Asian countries are nervous about the development of the Japanese

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