ホンダ イノベーションの神髄 の感想
参照データ
タイトル | ホンダ イノベーションの神髄 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小林 三郎(元・ホンダ経営企画部長) |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822231439 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 産業研究 » 自動車・機械 |
購入者の感想
イノベーションに関する本はいろいろある。だが、経営学畑の人の書く分析的なイノベーションの本を読んでも、現場の心は動かない。同じように分析的になり、うちの会社には戦略がないしなあ、と嘆くだけである。
この本は、ホンダでエアバッグを開発した現場の技術者が、独創性の輝いていた時代のホンダで、上司・先輩にしごかれながら、イノベーションに突き進んでいた現場を活写した本である。
このはしごを外されるという言葉がある。ホンダでは、実力以上の仕事を与えられて、それをやりきるように求められるという意味があるようだ。ホンダの開発責任者は、「2階に上げられてはしごを外された上に、床に火まで放たれた。もう登っていくしかなかった。」という中で、イノベーションを生み出していくのだという。これこそが、現場がやるべきことであろう。
もちろん、現場のがんばりだけでがどうしようもない。企業風土、経営理念などいろいろあるに違いない。しかし、現場を預かる我々も、この本を読んで、頑張ろうという気になる本だ。この本の元になった日経ものづくりの連載時の題名「ホンダイノベーション魂!」という熱さがそのまま文章になったような本である。
この本は、ホンダでエアバッグを開発した現場の技術者が、独創性の輝いていた時代のホンダで、上司・先輩にしごかれながら、イノベーションに突き進んでいた現場を活写した本である。
このはしごを外されるという言葉がある。ホンダでは、実力以上の仕事を与えられて、それをやりきるように求められるという意味があるようだ。ホンダの開発責任者は、「2階に上げられてはしごを外された上に、床に火まで放たれた。もう登っていくしかなかった。」という中で、イノベーションを生み出していくのだという。これこそが、現場がやるべきことであろう。
もちろん、現場のがんばりだけでがどうしようもない。企業風土、経営理念などいろいろあるに違いない。しかし、現場を預かる我々も、この本を読んで、頑張ろうという気になる本だ。この本の元になった日経ものづくりの連載時の題名「ホンダイノベーション魂!」という熱さがそのまま文章になったような本である。