夢違科学世紀（ユメダガイカガクセイキ）　Ｃｈａｎｇｅｂｉｌｉｔｙ　ｏｆ　Ｓｔｒａｎｇｅ　Ｄｒｅａｍ の感想

ZUN氏作曲のオリジナルCDシリーズ3作目。音楽CDの他に、秘封倶楽部のメリーと蓮子を中心としたショートストーリーを収めたブックレットも同梱されています。メリーと蓮子の持つ能力の簡単な説明、それに彼女たちの住む世界は近未来の都市であることが描かれています。

収録曲は

1.童祭
2.華胥の夢
3.上海紅茶館
4.ヴォヤージュ 1969
5.科学世紀の少年少女
6.永夜の報い
7.夜が降りてくる
8.人形裁判
9.夢と現の境界
10.幻想機械
11.幽玄の槭樹

原作の物と同名の曲はアレンジバージョン。ZUN氏の「テーマ曲」である『童祭』は、ブックレットに歌詞が載せられています。

ショートストーリーの内容は非常に興味深いもので、メリーが夢（？）の世界で幻想郷に迷い込むという話。主な登場場所は紅魔館と迷いの竹林。ジャケ絵にヒントが隠されていますが、竹林に住むあの娘も登場します。といっても会話などは無く、夢の中の漠然とした状況に触れるのみで、メリーの能力が幻想郷に何かしら関係しているのではないか、などと想像の膨らむ内容です。音楽のレベルの高さは言わずもがな、ショートストーリーも含めてなかなか楽しめる作品となっているのでオススメです。0

とてもきれいな曲で、飽きることがありません。毎日聞いています。東方が好きな人におすすめです。