葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑 の感想

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わたしは植物観察に関しては、まったくの素人、初心者でした。
この図鑑、はじめて買った植物図鑑ですが、とても良いです。
この図鑑で、最初にわかったのは、カナメモチでした。以後、ありとある生垣にカナメモチ（とレッドロビン）があることに気づきました。
一青窈の歌で有名なハナミズキ、どんな木だろうと思ってましたが、おかげでいたるところに植わってることに気づきました。ハナミズキ、秋は紅葉して実がなってれば、遠くからでも一発でわかる。
この図鑑に掲載されてる樹木のうち、同定できたものが日々どんどん増えていってます。とても楽しい。
厚さ、大きさ、紙質等も良いので、2巻目を出してほしいです。柏書房の「原寸図鑑 葉っぱでおぼえる樹木」2冊と合わせて調べてますが、とても重いので……。
同著者の「樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類」は、これのグレードアップ版、という感じです。たとえばシャリンバイは同じ写真が使われてます。

案外良く目にするのに、名前などわからないなあと思っていた木のことがわかります。　木に対する観察の仕方が、木肌や葉のかたち
というだけでなく、においや味見までためしていたり、見出しの木の名前とともに　のせてあるコメントがなかなか愉快で楽しいです。
例えば、ミズナラ（山地を代表する木、人にもクマにも人気）・・・なんて