The Washington Manual of Medical Therapeutics (34) の感想

日本語版ワシントンマニュアルは２冊持っており、一冊は外来に、
もう一冊は携帯して鞄の中に入れており、
外来では疑問のあるたびに開き、患者さんにも本文を見せながら薬の説明等している。
携帯版は、喫茶店とかで、暇のある時や、疑問に思ったことがあるたびに章全体を通読しなおしている。

急いでみるときに日本語の方が見たい項目を、早く見つけられて都合がよいのと紙質が良いので、
日本語版を利用していたが、今回はkindle英語版を購入してみた。

内容は、過去版（ワシントンマニュアル 第12版 (原著第33版)）と少し比較したりもしたが、日本語版はやはり翻訳し忘れや、
誤訳（微細な部分だが）があるようで、厳密を期すものには原書がよいだろうし、文章の構造上、やはり原書の方が、
内容がよりストレートで分かりやすい。

ただし、kindle版は図の配置等いまいちで、one clickしないと読める大きさにならないし、
文章の配置がどう変化させても気に入ったようにならず、なんだか下品な感じで気に入らない。

紙のversionだと本のとじが、例のコイル巻きになると思うので、
それは最悪なので我慢するしかないかなと思いながら利用している。

内容は文句なしだがkindle本として、もう少し使いかってとか、designとかどうにかならないかなと思う。

ただ、一つ非常に便利な点は、読み上げ機能があることで、読み上げ機能は通読の際に積極的に活用している。