クロワッサンプレミアム特別編集 GG style Book (マガジンハウスムック) の感想

団塊の世代あたりを「グランド・ジェネレーション（GG)」と称してターゲットにし作られた雑誌。
「我々は歳を重ねることを楽しみます！」が基本コンセプトのようだが、良き時代を経験し、少し貯め込んだ
まだ元気で第二の人生に何か楽しみを、と考えている人達に「姿・形」を示めそうとしているようではあるが、
へそ曲がり同世代の私には今一つしっくりこない。
旅・食・衣・書・音楽・体作り、幅広くテーマを取り上げているが、どれも外観を意識して浅く終わっていて、
他に無い新しい本を作り上げようとする独自性や感性を刺激するには率直に言って物足りない。
新しい本の創刊なら何か他と違った突き抜けるものがないと、優等生のこれといった欠点のない「よくできました」
に終わるのではないだろうか。（マスコミの手垢の付いてない人たちを選べなかったのかな？）
さはさりながら、女性にはフィットするのかもしれない、奥さんが買っているから…。
よく言えば「年配向けファッショングラビア誌」。