働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中島 義道 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101467238 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
題名と内容が一致していない。
題名で引き寄せてしまう読者は仕事がつらい人達だと思う。
そういう人たちは
1 読んだら出世しなくても良いかと気持ちが落ち着かせられる考え方が書いてある本
2 読んだら出世できるくらい元気がわいてくる本
のどちらかを期待していることが多いと思う。
この本はどちらでもない。
リラックスさせたりハッスルさせたりするかもしれない考え方を与える本ではない。
自分の頭で考えることをすすめる本なのだ。
題名としては
『仕事の理不尽さを人生の理不尽さという上の次元から自分の目と頭で見て考えてみるススメ』
が妥当だろう。
理不尽であれ納得できることであれ
イヤであれスキであれ
自分の体で発信していく&受信していく、
それがよく生きるということなんだ、
という至極まっとうなことが書いてある。
読者のレビューの評価が低いがダメな本なのではない。
たしかに引き寄せてしまう読者の期待に答えていないと言う意味では題名のつけ方に失敗しているのだが
内容はいたって知的に誠実だ。
どこにでもいるような4人との対談形式で書かれており
哲学の専門知識がなくても読めるようになっているのも親切だ。
私は『私が嫌いな10の人びと』が面白かったからこの本を読んでみたので
安易な解決策のようなものを期待してこの本を読まなかったので
非常に期待通りだったし将来の役に立った。
例えば
なんでも自分の頭で考えてみないとダメだということ、
安易な答えを本に求めていちゃダメだ!ということを学んだ。
題名で引き寄せてしまう読者は仕事がつらい人達だと思う。
そういう人たちは
1 読んだら出世しなくても良いかと気持ちが落ち着かせられる考え方が書いてある本
2 読んだら出世できるくらい元気がわいてくる本
のどちらかを期待していることが多いと思う。
この本はどちらでもない。
リラックスさせたりハッスルさせたりするかもしれない考え方を与える本ではない。
自分の頭で考えることをすすめる本なのだ。
題名としては
『仕事の理不尽さを人生の理不尽さという上の次元から自分の目と頭で見て考えてみるススメ』
が妥当だろう。
理不尽であれ納得できることであれ
イヤであれスキであれ
自分の体で発信していく&受信していく、
それがよく生きるということなんだ、
という至極まっとうなことが書いてある。
読者のレビューの評価が低いがダメな本なのではない。
たしかに引き寄せてしまう読者の期待に答えていないと言う意味では題名のつけ方に失敗しているのだが
内容はいたって知的に誠実だ。
どこにでもいるような4人との対談形式で書かれており
哲学の専門知識がなくても読めるようになっているのも親切だ。
私は『私が嫌いな10の人びと』が面白かったからこの本を読んでみたので
安易な解決策のようなものを期待してこの本を読まなかったので
非常に期待通りだったし将来の役に立った。
例えば
なんでも自分の頭で考えてみないとダメだということ、
安易な答えを本に求めていちゃダメだ!ということを学んだ。