はじめての精進料理: 基礎から学ぶ野菜の料理 の感想

10か月の娘がおり、まだ味つけの濃いものは食べられないため、
シンプルなだしのとり方が書いてあったので購入しました。

本書の方法でだしを取り、ほんとうに薄めのあら塩で味を調えて娘に与えると、
具は、そうめん、湯葉、ごはん、柔らかめに蒸した野菜などですが、
驚くくらいに食べてくれます。

こんなに食いつき良く食べてもらうと、作る方もついつい楽しくなって
今度はあれをこれを、といろいろ試して与えてみたくなります。

豆腐やかぼちゃなど、裏ごしの方法や野菜を柔らかくふっくら煮る方法、
切り方や調理用具のメンテなどまでも写真と文章で丁寧に書いてあり、
先人の調理法は、離乳時にも、いや離乳時にこそ顕著に役立つ方法なのだと思い知らされました。

最近猛暑ですが、食欲の振るわないときの大人にもオススメだと思い、
味の濃さだけ調節し、娘と同じ献立を共有しています。