図説・茶庭のしくみ―歴史と構造の基礎知識 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル図説・茶庭のしくみ―歴史と構造の基礎知識
発売日販売日未定
製作者尼崎 博正
販売元淡交社
JANコード9784473018885
カテゴリアート・建築・デザイン » 建築 » 日本の建築 » 茶室

購入者の感想

日本庭園の神髄は、「市中の山居」です。
小堀遠州の弧篷庵忘筌の「露地の景」は、武野紹鴎が生み出した「面の坪の内」と「脇の坪の内」を融合し凝縮したものです。
それは、二つの坪の内をオーバーラップの手法で重層させることで生み出されました。
この空間構成の手法は、17世紀の日本で小堀遠州によって生み出されたものですが、
同じ時期に西洋でもパラディオによってギリシャ神殿の大オーダーと小オーダーを
オーバーラップする手法が生み出されています。
不思議な発想の同期です。
日本の庭園史を彩るもう一人のクリエーターは、小川治兵衛です。
明治初期の庭園に「渓流」というコンセプトを実現し庭園空間を刷新しました。
ここにも400年の時を越えた、発想の同期が見られます。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

図説・茶庭のしくみ―歴史と構造の基礎知識

アマゾンで購入する
淡交社から発売された尼崎 博正の図説・茶庭のしくみ―歴史と構造の基礎知識(JAN:9784473018885)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.