トレーダーは知っている-オプション取引で損をしない「法則」- の感想
参照データ
タイトル | トレーダーは知っている-オプション取引で損をしない「法則」- |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小森 晶 |
販売元 | きんざい |
JANコード | 9784322125689 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託 |
購入者の感想
わかり易い、読みやすい、そして面白い!
金融関係の本の中で、先物取引や特にオプション取引といったデリバティブに関する本は、数が少ないのに加えて、難しい言葉や表現が普通に使われているので、、、私には正直まったくピンとこなかったのですが、こちらの本は違いました!
言葉や仕組みを易しく解説しているので読みやすいし、さらにところどころある例題を一緒に解きながら進んでいく感じが有りがたいです。理解を深められてとてもいいです。
付録のトレーディングシュミレーションはこれからなのですが、自分がトレーダーになった気分で取引の練習をできるというのも楽しみです!
金融関係に従事している方にも、面白いと思います。
初心者にはいうまでもなく、おすすめです!
金融関係の本の中で、先物取引や特にオプション取引といったデリバティブに関する本は、数が少ないのに加えて、難しい言葉や表現が普通に使われているので、、、私には正直まったくピンとこなかったのですが、こちらの本は違いました!
言葉や仕組みを易しく解説しているので読みやすいし、さらにところどころある例題を一緒に解きながら進んでいく感じが有りがたいです。理解を深められてとてもいいです。
付録のトレーディングシュミレーションはこれからなのですが、自分がトレーダーになった気分で取引の練習をできるというのも楽しみです!
金融関係に従事している方にも、面白いと思います。
初心者にはいうまでもなく、おすすめです!
著者はデリバティブ・トレーダーとして、数々のスワップ・ハウスでトレードしてきたプロフェッショナル。名前貸しの類や実は専門ではなかったのに書いてしまった元プロ本とは全く違い、本書は円金利デリバティブで本当に名が通っているトレーダーが書いた非常に稀有な本です。
わずか本文232ページで原資産の説明からSABRモデル、さらにクロスガンマやPRDCの基本的なリスク・プロファイルまでカバーしています。しかも、お茶目にもCBOTコーンにまで解説が及んでおり圧巻です。言葉は簡潔でありながら不足感がなく、多少実務経験があれば、冗長さとは無縁で心地良い読書が続きます。学生が一通り読んでおけば、実務と学問とのギャップを補完すると同時に就職面接やインターンで陥りがちな、例えばプット・コール・パリティのような基本的な質問でいじめられないで済むはずです。SABRの解説に関しては、"Managing Smile Risk"を読めばいいと言われても、、、と困っていた金融マンにとって、恩寵以外の何物でもありません。
本書の肝であろう購入者特典プログラムでのシュミュレーションは実に面白い。難易度に合わせた制約条件のなか目標PLを目指す設定。用意された2つのシナリオのうち、アベノミクス(2013/5/17-2013/6/5)は印象に残る相場だけに記憶に頼ってデルタを傾けがちになるが、デルタとセータにタイトな制約条件が付いておりオプションでの勝負にきちんと導いてくれます。
知識と経験がお金と直結する金融業界では、本書のようにしっかりとした理解を促すような説明をしてくれる、ないしそもそも説明ができる身近な先輩が少ないのが現状かと思います。労多くして益が少ないであろう本書出版は、おそらく功なりし第一線のトレーダーの遊び心ないし純粋に書きたいという動機で出されたものかと推測されます。著者の酔狂と厚意に感謝しながら何度も読みたい一冊です。
わずか本文232ページで原資産の説明からSABRモデル、さらにクロスガンマやPRDCの基本的なリスク・プロファイルまでカバーしています。しかも、お茶目にもCBOTコーンにまで解説が及んでおり圧巻です。言葉は簡潔でありながら不足感がなく、多少実務経験があれば、冗長さとは無縁で心地良い読書が続きます。学生が一通り読んでおけば、実務と学問とのギャップを補完すると同時に就職面接やインターンで陥りがちな、例えばプット・コール・パリティのような基本的な質問でいじめられないで済むはずです。SABRの解説に関しては、"Managing Smile Risk"を読めばいいと言われても、、、と困っていた金融マンにとって、恩寵以外の何物でもありません。
本書の肝であろう購入者特典プログラムでのシュミュレーションは実に面白い。難易度に合わせた制約条件のなか目標PLを目指す設定。用意された2つのシナリオのうち、アベノミクス(2013/5/17-2013/6/5)は印象に残る相場だけに記憶に頼ってデルタを傾けがちになるが、デルタとセータにタイトな制約条件が付いておりオプションでの勝負にきちんと導いてくれます。
知識と経験がお金と直結する金融業界では、本書のようにしっかりとした理解を促すような説明をしてくれる、ないしそもそも説明ができる身近な先輩が少ないのが現状かと思います。労多くして益が少ないであろう本書出版は、おそらく功なりし第一線のトレーダーの遊び心ないし純粋に書きたいという動機で出されたものかと推測されます。著者の酔狂と厚意に感謝しながら何度も読みたい一冊です。