ねこのこはな(2) の感想

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タイトルねこのこはな(2)
発売日2014-10-23
製作者藤沢カミヤ
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

相変わらず、こはなは可愛い。しゃべるし二足歩行だし、どう見ても人間の幼女なのに、この世界では「ねこ」として扱われているところが面白い。また、前巻から不思議に思っていた、「どうしてセーラー服を着ているのか」の謎も解明されます(笑)。

ただ、他の人のレビューにもありましたが、私も「管理人さんが結婚していた」という事実にはちょっとショック(笑)。しかも相手は「マグロ以外に興味が無い」という漁師で、人は良さそうだけど、こはなをボーリング球と間違えて放り投げるようなガサつなおっさんで、嫌悪感とまでは言いませんが、正直「なぜこんなキャラ?」という違和感が(しかも出てきたのは実質一話のみ)。これなら「父親」とかでも良かったはず。

一巻の管理人さんの「祖父の残してくれた星雲荘に暮らしている人は、みんな私の大事な家族なんです」という言葉に感激すると同時に、身内が出てこないのは、きっと管理人さんが孤独な身の上だからこそ、住人とのコミュニケーションを大事にしているんだろうなと考えていたんですが…。

わざわざあっちゃんとの恋愛フラグや、他にも色々と考えられたであろう管理人さんのキャラの方向性(可能性)を放棄してまで、2巻にして早々に管理人さんを「既婚」にする必要性は感じられませんでした(こうした「結婚」に対する捉え方を見ると、ひょっとして作者さんは女性なのかな?)。そのせいで、その後、管理人さんがコスプレをしたり、若い男とメシを食ったりプールに入ったり、人の部屋の押入れから出てきたりするたびに、「あんた結婚してるでしょ…」と頭の片隅で思ってしまい、以前のように楽しめなくなってしまいました。そこが残念なところ。

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