荒野の用心棒 完全版 製作50周年Blu-rayコレクターズ・エディション の感想

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現時点で国内盤荒野の用心棒を堪能できる最高峰ソフトだと思う。適度にフィルムの質感を出し鮮明さを向上させた味わいある画質。音楽の音質は実にクリアー。山田康雄の吹き替えは二種類収録。特典映像は本編と別ディスクに収録。今までのDVDが普通席の列車だとしたら、これはまさにグリーン指定席。イーストウッドファンである私は飯代削ってでも買った次第である。さらにパッケージは日本のチラシ柄とパンフレット柄というこだわり。知っている方なら思わずニヤリである。

今まで何度も観てきたが、今回はブルーレイなので画質向上はもちろん、まずDVDでは一部欠落があった日曜洋画劇場版の吹替を追加収録しているところがポイント。イーストウッドの追加吹替は、多田野曜平さんだけど、夕陽シリーズ同様、正直どこを追加収録したのかわからないほど違和感なし。やはり素晴らしい。
また新たに月曜ロードショー版を収録しているところも嬉しい。12月には夕陽シリーズのブルーレイBOX（夕陽のガンマン、続夕陽のガンマン、夕陽のギャングたち）もノーカット吹替収録でリリースされるから、この年末はマカロニ・ウエスタンを高画質＆ノーカット吹替でじっくり堪能したい。
あとイーストウッドファンとしては「ダーティー・ハリー」の多田野さん追加録音版の発売を希望！