判決破棄 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 判決破棄 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫) |
発売日 | 2014-11-14 |
製作者 | マイクル・コナリー |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062779760 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
巻末のコナリーの著作リストに目を通した。 私は20年間 読み続けた惚れた作家である。 好みの問題かもしれないが、この大家の作品にも軽い物語がたまにあるような気がするが、次の作品は傑作。 例えば 1997年「トランク ミュージック」の後の「わが心臓の痛み」2000ねんの「バッドラック ムーン」の直後の「夜より暗き闇」、 2009年の「スアアクロウ」は傑作だが同年に書いた「ナインドラゴンズ」 はひどい。香港の九竜を舞台にしたミステリー色の薄いハードボイルドだが、コナリーの読者はこの題名から九竜を連想しない。
がっかりした後の作品が本書なので、期待して拝読、 帯に偽りは無いが、ハラーもボッシュもレイチェルも別人のよう。イキイキしていない。彼らに人間的な臭いを感じないのである。
あの最高の作家が作風を変えて、新境地を探しているのか? でも、コナリーはコナリーでいて欲しい。
まともな書評でなくて申し訳なし。 ただ、魅力のある主人公たちを作り上げた最高のプロヂュウサーが、いまさら、オールスターキャストの物語で、読者にサービスの必要なし。「 The poet 」 [Echo park] は 再読しても 感動この上もなし。
がっかりした後の作品が本書なので、期待して拝読、 帯に偽りは無いが、ハラーもボッシュもレイチェルも別人のよう。イキイキしていない。彼らに人間的な臭いを感じないのである。
あの最高の作家が作風を変えて、新境地を探しているのか? でも、コナリーはコナリーでいて欲しい。
まともな書評でなくて申し訳なし。 ただ、魅力のある主人公たちを作り上げた最高のプロヂュウサーが、いまさら、オールスターキャストの物語で、読者にサービスの必要なし。「 The poet 」 [Echo park] は 再読しても 感動この上もなし。
リンカーン弁護士シリーズの第三作の上巻。嬉しいことに今回はミッキー・ハラーと異母兄弟のハリー・ボッシュの本当の共演が描かれる。
24年前の少女殺害事件の有罪判決破棄を巡り、刑事弁護士のミッキー・ハラーが特別検察官として、全く勝ち目は無いのに絶対に負けられない再審を引き受ける。ハリー・ボッシュは窮地に立たされるミッキー・ハラーのパートナーとして、地道な捜査を進める。
ミッキー・ハラーを主人公にした法廷劇とハリー・ボッシュを主人公にした警察小説の二つが同時が楽しめる贅沢な作品。しかも、さらにFBI特別捜査官、レイチェル・ウォリングも登場するのだからファンには堪らない。
果たして、ミッキー・ハラーはハリー・ボッシュの協力により、窮地を脱出出来るのか。再審の行方は…テンポ良く展開するストーリーに目が離せない。また、上巻は何とも意味有り気な描写で終わり、続きが非常に気になるニクい演出。
24年前の少女殺害事件の有罪判決破棄を巡り、刑事弁護士のミッキー・ハラーが特別検察官として、全く勝ち目は無いのに絶対に負けられない再審を引き受ける。ハリー・ボッシュは窮地に立たされるミッキー・ハラーのパートナーとして、地道な捜査を進める。
ミッキー・ハラーを主人公にした法廷劇とハリー・ボッシュを主人公にした警察小説の二つが同時が楽しめる贅沢な作品。しかも、さらにFBI特別捜査官、レイチェル・ウォリングも登場するのだからファンには堪らない。
果たして、ミッキー・ハラーはハリー・ボッシュの協力により、窮地を脱出出来るのか。再審の行方は…テンポ良く展開するストーリーに目が離せない。また、上巻は何とも意味有り気な描写で終わり、続きが非常に気になるニクい演出。