モーツァルト:レクイエム の感想

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参照データ

タイトルモーツァルト:レクイエム
発売日2009-11-11
アーティストウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベーム(カール)
販売元ユニバーサル ミュージック クラシック
JANコード4988005577375
Disc 1 :レクィエム ニ短調 K.626 1.入祭誦 2.キリエ
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) 怒りの日
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) 妙なるラッパの
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) みいつの大王
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) 憶えたまえ
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) 呪われた者
レクィエム ニ短調 K.626 3.セクエンツィア(続誦) 涙の日
レクィエム ニ短調 K.626 4.奉献誦 主イエス・キリスト
レクィエム ニ短調 K.626 4.奉献誦 犠牲と祈りを
レクィエム ニ短調 K.626 5.サンクトゥス サンクトゥス(聖なるかな)
レクィエム ニ短調 K.626 5.サンクトゥス ベネディクトゥス(祝福されますように)
レクィエム ニ短調 K.626 6.アニュス・デイ(神の子羊よ) 7.聖体拝領誦
カテゴリミュージック » ジャンル別 » クラシック » オペラ・声楽

購入者の感想

レクイエムは、カラヤンさん、ベーム、そしてこのムーティー盤。かつてよりイタリアの指揮者は美しい響きをオーケストラから出すと思っていましたので、ムーティーを買ってみました。やはり美しい、清楚と形容したくなります。ベルリンフィルは、生でも聴きましたが、弦楽器の美しい響きは、このムーティー盤が一番近い気がします。これはオススメです。
しかし私は、Amazon倉庫から発送された中古を購入致しましたが、プラスチックケースは、傷だらけ、指紋だらけ!Amazonは、出荷のチェックをしているのか?中古業者からも買ってますが、彼らはプラスチックケースを新品に入れ替え、ビニールカバーに入れて発送してきます。Amazonは、ビニールカバーさえもつけないで、ボロクソのプラスチックケースのまま送ってくる。2月には、新品の輸入盤のCDを購入致しましたが、なんと密封してある、セロファンが無かった。しかもプラスチックケースには、傷が!これ、中古です。お粗末さが目立つ。

カール・ベームが指揮するモーツァルトの「レクイエム」を聴いています。1971年4月の録音で、LPを購入し繰り返し聴き、CDも複数枚所有する私にとっての思い出の名盤です。

実にゆったりとしたテンポ、壮大で重厚な音楽が最後まで貫かれています。アーノンクールの演奏とは対比的でどちらが正しい、どちらが優れているなんていうことは言えずに、このベームの晩年のモーツァルトの世界に浸るのが良いのでしょう。
現代の演奏ではまず聴くことのできない「重さ」と「凄み」が如実に伝わる演奏です。合唱団員の意気込みも鋭く、「怒りの日」の合唱の咆えること、他の盤では聴けない荒々しさでしょうから。「呪われし者」の類をみないテンポの遅さと男声パートの劇的な表現がかえって今では新鮮に聞こえます。それに続く女声のソトヴォーチェの箇所が実に生きてきます。

「涙の日」へ接続し、続くヴァイオリンの前奏が涙を誘うでしょう。緊張感あふれる合唱によって絶筆部分が歌われます。これほど慄き、嘆き、咆哮する「涙の日」の演奏は少ないのではないでしょうか。

エディット・マティス(ソプラノ)、ユリア・ハマリ(アルト)、ヴィエスワフ・オフマン(テノール)、カール・リッダーブッシュ(バス)というビッグ・ネームのソリストもまたベームの音楽観に添った歌唱をしていました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の統一がとれた演奏と、ウィーン国立歌劇場合唱連盟(合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)のメンバーの音楽性の高さが、このアルバムの価値を高めています。

ベームのレクイエムを聴くと、モーツァルトがバッハの宗教曲などのバロック音楽を自分の音楽素養として持ち、続くベートーヴェンやブラームスの音楽に影響を与えたのが分かる解釈です。そこには軽やかで華やかな天才モーツァルトの姿はなく、人生の儚さに恐れおののく人間モーツァルトが立っているようです。
過去の音楽評論家が、モーツァルトのレクイエムの演奏として「ベーム」盤を推奨した意味を実感として理解できる年齢になったようです。

モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスが聴きたくて購入しました。
一言で言うと、これは究極の癒しと安らぎを与えてくれる最高のモテットだと思います。

重厚な合唱と安定したオーケストラにムーティの情熱が注ぎ込まれた熱演です。
音質も最高で24bitリマスタリングの効果が十分に発揮されています。

実は10年近く前に別のCDでレクイエムを聴いたことがあるのですが、
その時はこの曲の素晴らしさをあまり理解できませんでした。
しかし、ムーティの指揮するこの演奏はまるで別物で、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。

アヴェ・ヴェルム・コルプスはモーツァルト最晩年の曲で、個人的には
最も好きな曲です。もっと早く出会いたかったです。

そんなわけで、レクイエムとアヴェ・ヴェルム・コルプスのベスト盤として
強くお勧めします。

なお、レクイエムの楽譜はジュスマイアー版が使用されています。

 長年飼っていたペットが死んで、それからいままで聴いていたポップスなどが聴けなくなってこの曲を求めました。
毎日この曲を繰り返し聴きました。 
信仰心など無い自分ですが、この「レクイエム」は正に天上の音楽という気がします。

タイトル通りクラシックに関しては、素人です。
最初にレクイエムのCDを手にしたのは20年ほど前でしょうか。
もともと、モーツァルトは好きで、素人には入りやすかったのもあり、
いくつかの作品をCDで聴き始めたのも20年ほど前でしたでしょうか。
なかでも、「レクイエム」は、特別な存在であり、繰り返し聴くうちに
CDケースは今ではボロボロです。そのCDは、ムーティ指揮のベルリンフィル
の作品でした(今日まで、だれの指揮という意識はありませんでした。)
繰り返し聴くうちにこの作品が私のスタンダードになっていました。
と言うのも、さすがの素人の私でもカラヤンの名声は聞き及んで
おり数年前にカラヤン指揮のレクイエムCDを中古で購入した際、私の感想は、
「確かに違うけど、ずっと聴いてきたスタンダードがやっぱり好きかな。」
の程度でした。やはり、継続して聴くのはムーティの方でした。
本物のクラシックファンでもなく、本物のモーツァルトファンでもない、
単に「モーツァルトのレクイエム好き」の私が、ちょっとしたコトでこの
作品の存在を知ったことは、私にとっては最高の幸運でした。
作品の評価は、とても私にはできませんが、感動と圧倒の一言で、皆さんの
ように適切な言葉や形容が見当たりません。是非、聴いて欲しい一枚という
ことしか言えません。

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