さくら荘のペットな彼女 (7) (電撃コミックス) の感想

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参照データ

タイトルさくら荘のペットな彼女 (7) (電撃コミックス)
発売日2014-10-27
製作者草野 ほうき
販売元KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
JANコード9784048669412
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

少しネタバレしてます。

リタは「ましろのせいで、自分(リタ)を含め、何人の
天才が絵をあきらめたか分かっているの!?」と
ましろにぶちまけてしまいます。

それを聞いて傷つくましろですが、絶望とは何かを
理解している空太は、リタの気持ち、そして、ましろが
遠い存在であること、を改めて思い知らされます。

赤坂にいろいろ言われて雨の中をどこかに行ってしまうリタ・・・。

空太と一緒にリタを探し出したましろは「リタの隣で絵を
描いているのはすごく楽しかったから」と自分の気持ちを
打ち明けます。

それを聞いたリタは「ましろと一緒に今日までやってきた
ことを全部ぶつけて絵を描きたい」と言って、大つぶの涙を
流します・・・。

青春してますね〜。

こんなに傷ついたり泣いたりした後にましろとリタは
同じ部屋で過ごせるのかな? そこを鴨志田先生が原作でどう
書かれているのか気になっている私です。 ☆5つで。

内容的にはアニメで観たとおりなのだが、やはりここの部分は切ない。
リタは、ましろという超えられない壁の前に絵を諦めたという。
龍之介は、そんなリタに、ならお前はどうしたかったんだと問う。
実際、正論ほど言われて残酷なものはない。
反論の余地もなく打ちのめされるから。
そうなればもう、逃げ出すほかに道はない。
逃げ出したリタにましろは、自分はリタと一緒に絵を描いていて楽しかったと告げる。
そして、リタは楽しくなかったのかと尋ねる。
元々絵が好きで画いていたのだから、楽しくないはずはなかった。
いつの間にか、自分の前にましろという高い壁を自分で築き上げてしまい、その壁によじ登ることにばかり必死になり、自分の絵を忘れてしまっていただけなのである。
上手いとか下手とか、才能があるとか無いとか、世間的評価が高いとか低いとか、そういう壁を取り払ったとき、本当の自分の絵やましろの姿にリタは出逢えるのだろう。

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