さんかれあ(11)<完> (講談社コミックス) の感想
参照データ
タイトル | さんかれあ(11)<完> (講談社コミックス) |
発売日 | 2014-11-07 |
製作者 | はっとり みつる |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063952315 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
ハッピーエンドともバッドエンドとも言えない、ちょっと切ないけどちょっとハートフルな終わり方。
この漫画はラヴコメではあるが、ゾンビっ娘がヒロインという設定からも、最初から安易なハッピーエンドなど望むべきもなかった。
それでも、予想されうる最悪のバッドエンドは回避した、この漫画としては精一杯のハッピーエンドだったのかもしれない。
番外編での「しろまびと」が礼弥だとしたら、礼弥は最後に自分で決めた生き方(?)をずっと続けているようだし、ゾンビというよりは半分自然と同化しているようにも見える。
番外編の二人の子どもが何者かはふれられてないが、しろまびと(礼弥?)が最後に二人の祖母のことにふれていたので、もしかしたら萌路か蘭子の孫なのかもしれない。
だとしたら、ずいぶんの時間礼弥は自分の運命と罪に向き合いながら一人で過ごしているのだろうか。
いや、もしかしたら、本編完結から後長い間千紘と一緒に過ごしていたのかもしれない。
完全なゾンビではない千紘は、姿の変わらぬ礼弥より先に死んでしまったのかもしれないが。
でも、最後のしろまびとの笑顔を見る限りは、人生と愛をまっとうした、充実した一生であったことがうかがわれる。
何もかもが想像でしか無いのだが、そういったいろいろな可能性を予感させるラストでも有り、改めて作品自体の質の高さを感じる。
この漫画はラヴコメではあるが、ゾンビっ娘がヒロインという設定からも、最初から安易なハッピーエンドなど望むべきもなかった。
それでも、予想されうる最悪のバッドエンドは回避した、この漫画としては精一杯のハッピーエンドだったのかもしれない。
番外編での「しろまびと」が礼弥だとしたら、礼弥は最後に自分で決めた生き方(?)をずっと続けているようだし、ゾンビというよりは半分自然と同化しているようにも見える。
番外編の二人の子どもが何者かはふれられてないが、しろまびと(礼弥?)が最後に二人の祖母のことにふれていたので、もしかしたら萌路か蘭子の孫なのかもしれない。
だとしたら、ずいぶんの時間礼弥は自分の運命と罪に向き合いながら一人で過ごしているのだろうか。
いや、もしかしたら、本編完結から後長い間千紘と一緒に過ごしていたのかもしれない。
完全なゾンビではない千紘は、姿の変わらぬ礼弥より先に死んでしまったのかもしれないが。
でも、最後のしろまびとの笑顔を見る限りは、人生と愛をまっとうした、充実した一生であったことがうかがわれる。
何もかもが想像でしか無いのだが、そういったいろいろな可能性を予感させるラストでも有り、改めて作品自体の質の高さを感じる。