病院でも家でも満足して大往生する101のコツ の感想

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参照データ

タイトル病院でも家でも満足して大往生する101のコツ
発売日2014-07-18
製作者長尾和宏
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022511928
カテゴリ »  » ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て

購入者の感想

・5つ星を選んだ理由;「人生は自ら創るもの。人任せではなく、知恵を働かせて・・・、あなたが人生の主役。もう医療一辺倒の時代ではない。自分をよく知って、必要な医療だけを賢く使って・・・。医療の常識はあなたたちにとって必ずしも常識ではないことを知って。あんなこともこんなことも・・・(どきっ!)」まあ、医師会・製薬会社から袋叩き気にされそうなことを勇敢にも本にした長尾ドクターのヒューマニティーは5つ星に値する。
・何が気に入ったか;長尾ドクターは、緩和ケアをすべての医療の土台と考え、「最期は“患者”から“生活者”に戻してやりたい」と言い切っている。今の世の中、患者の「生活」に視点をおいて治療にあたる医者がいることに感極まった。長尾ドクターのような医者がいる限り、日本の医療はまだ大丈夫だ。長く在宅医療に取り組んできたからこそ言える言葉だけに説得力がある。私は福祉職だが、医療職と手を携えてということが本当に至難の業である。目の前の方は、福祉サービスも医療サービス、両方必要なのに、医療サイドからの一言でサービス内容ががらりと変わってしまうこともしばしばである。こういった垣根もなくしていかなければ人の幸せなど望めない。
 日本の医療費(とりわけ老人医療費)は増える一方。経済が沈滞している中では珍現象といわざるを得ない。日本人の多くは、体にちょっと異常があれば病院へ行く。国民の多くは、検査をする、薬をたっぷり出す医者を「いい医者」と錯覚し、自らで本当に必要な検査か、薬はどの症状に効くのか、どんな副作用が出るのかなどについて考える人は少ない。医者にかかればすぐに治ると思っている。自己治癒力・免疫力をみすみす弱めている。長尾ドクターはセルフケアをもっと学んで欲しいと強調している。長尾ドクターは人間的にもバランスのとれた医者のように感じる。

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