アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫) の感想

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タイトルアウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫)
発売日2014-10-01
製作者榊 一郎
販売元講談社
JANコード9784063753608
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

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異世界でオタク文化を広める「鉄砲玉」として送り込まれた少年・加納慎一の物語・第十一弾
舞台を二巻続いた日本からエルダントに戻して登場するのは5巻の慎一の拉致騒動以来となるあの二人!!

物語は日本への一時帰国が終わり、エルダントに戻ってオタク学校の教師業へと復帰した慎一の授業風景から始まる
慎一の教え子の間で流行っていたのは携帯ゲーム機のカメラ機能を使った写真撮影。エルフ貴族の息子・ロイクに
至ってはエルダント駐在の自衛隊員からデジタル一眼レフを入手する始末。新技術に夢中になってマナーを無視した
撮影にキレたのはコスプレイヤーの光流。肖像権の概念が無い世界で生徒たちに撮影マナーを教える方法を模索する
慎一たちの屋敷ではエルビアが何やらおかしな様子を見せる。何かを物置小屋に隠しているらしいが…

2Pキャラの様にエルビアと瓜二つの容貌を持ちながら性格は正反対のクールな軍人・アマテナとその部下で慎一の
拉致騒動の時には世話係を任されていたウェアタイガーの少女・クラーラが久しぶりの登場。バハイラムにオタク
関連の物資をエルビアを通じて持ち込んでいた嫌疑で憲兵に追われた二人が慎一の屋敷に逗留、粛清の嵐が吹く
バハイラムからいつ追手が来るか分からない、敵対国であるエルダント側にバレても大変という二つの不安の中で
話は進んでいく

ただし、話の中心になるのは奔放なエルビアと対照的にクールで「隙」というものが見当たらないアマテナの性格
ただでさえ月に一度は本能に振り回されて「さかり」を見せる軍人には向かない種族という偏見の中で軍人として
生きていく為に身に付けたアマテナの心理的な「殻」を慎一や周りの人間がどの様に解きほぐすか、が描かれる

こう書くとひどく真面目な話の様に思われるかもしれないが、エルビアの手引きで屋敷に潜り込んだアマテナが
慎一と鉢合わせした際に無表情のままエルビアのフリをしたり、しかもそのまま慎一と入浴する羽目になったりと
クールなアマテナが最初からあれこれと振り回されるのでニヤニヤさせられる

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