誤解されない話し方、炎上しない答え方 メディアトレーニングのプロが教える の感想
参照データ
タイトル | 誤解されない話し方、炎上しない答え方 メディアトレーニングのプロが教える |
発売日 | 2013-02-20 |
製作者 | 山口明雄 |
販売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
誤解されない話し方、炎上しない答え方 山口明雄著を読んで
山口明雄氏は「逆ピラミッド式」で話すと内容を明快に理解できて誤解を生じる危険性の無いと説いている。まったく同感だ。
「逆ピラミッド式」とは一番大切なことから先に話す、つまり重要度順序で話すと言う事である。その反対の時系列順に話す物語風の話し方とは一線を画す。時系列順に話すと大切な部分に行くまでに聞き手が勝手な解釈を許すという。その結果、聞き手が聞きたい内容にちかい意味に解釈されてしまう危険性がある。「逆ピラミッド式」であれば一番大切なことから話すので紛れが無い。
ところで、私たち日本人は一番大切な結論から話すのが苦手だという。その理由として3つあげており、ひとつは起承転結で書き、語るように教育されていること、二つ目は準備不足、三つ目は内容に自信がないからとのこと。特に私が心を引かれたのは三つ目だ。結論を最初にぴしりというのはとても勇気がいることだ。とくに内容に自信が無ければぐだぐだと言い訳から話すことになりそうである。逆に「逆ピラミッド式」で話すことに抵抗があれば内容に自信が無いということに自分で気づくことができる。
私の専門はマインドフルネス(「今、ここ」感覚)をメンタルヘルスに活用することである。マインドフルネスとは「今、ここ」での自分の思考、感情に気づいているだ。「今、ここ」で自分が何を考え、感じているかに気づいている人は驚くほど少ない。だからこそうわのそらになってネガティブ思考にとらわれてうつや不安のとりこになってしまうのだ。「ふと気づいたらまたくよくよしていた」という体験はマインドフルネスの欠如を物語っている。マインドフルネスであればくよくよと悩むということはなくなる。つまり、メンタルヘルスの切り札になる可能性があると考えている。
山口明雄氏は「逆ピラミッド式」で話すと内容を明快に理解できて誤解を生じる危険性の無いと説いている。まったく同感だ。
「逆ピラミッド式」とは一番大切なことから先に話す、つまり重要度順序で話すと言う事である。その反対の時系列順に話す物語風の話し方とは一線を画す。時系列順に話すと大切な部分に行くまでに聞き手が勝手な解釈を許すという。その結果、聞き手が聞きたい内容にちかい意味に解釈されてしまう危険性がある。「逆ピラミッド式」であれば一番大切なことから話すので紛れが無い。
ところで、私たち日本人は一番大切な結論から話すのが苦手だという。その理由として3つあげており、ひとつは起承転結で書き、語るように教育されていること、二つ目は準備不足、三つ目は内容に自信がないからとのこと。特に私が心を引かれたのは三つ目だ。結論を最初にぴしりというのはとても勇気がいることだ。とくに内容に自信が無ければぐだぐだと言い訳から話すことになりそうである。逆に「逆ピラミッド式」で話すことに抵抗があれば内容に自信が無いということに自分で気づくことができる。
私の専門はマインドフルネス(「今、ここ」感覚)をメンタルヘルスに活用することである。マインドフルネスとは「今、ここ」での自分の思考、感情に気づいているだ。「今、ここ」で自分が何を考え、感じているかに気づいている人は驚くほど少ない。だからこそうわのそらになってネガティブ思考にとらわれてうつや不安のとりこになってしまうのだ。「ふと気づいたらまたくよくよしていた」という体験はマインドフルネスの欠如を物語っている。マインドフルネスであればくよくよと悩むということはなくなる。つまり、メンタルヘルスの切り札になる可能性があると考えている。