小説 仮面ライダーカブト (講談社キャラクター文庫) の感想

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参照データ

タイトル小説 仮面ライダーカブト (講談社キャラクター文庫)
発売日販売日未定
製作者米村 正二
販売元講談社
JANコード9784063148572
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー

購入者の感想

 まず、最初に言っておきたいのは、私は仮面ライダーカブトが大好きだということです。その上でレビューさせていただきます。

 この小説の構成は大まかに

1.過去編…天道がカブトになる以前(18ページ)
2.テレビ放送中の1話とラストのストーリー(150ページ)
3.DVD特典の加賀美(ガタック)のスピンオフストーリー(63ページ)

以上の3部構成です。

1. 評価☆5
 内容も新鮮で、まだ仮面ライダーにすらなっていなかった、人間味あふれる少年天道の話だったので、原作ファンとしてものすごく楽しませてもらいました。

2. 評価☆1
 なんていうか、・・・ヒドイ(;’Д`)
 1と3に関しては、著者もちゃんと描こうという気持ちは伝わってきます。
 TV本編を、小説に無理のない内容にするために、一部強引に変えて、無理やり説明詰め込んで、ハイできましたー!・・・て感じ。
 そして、戦闘シーンが多いのは分かるんですが、『ドカ!』『バキ!』『ぐわっ!?』てのが多すぎます。著者も時間がない中でページ数そこそこかせがなきゃいけないのは分かりますけど、そういうので文章を書かれると、ガッカリします。天道の過去編と、既出の内容とはいえ、DVD特典の話はちゃんと書いていたのに・・・。
 なんだか、ページを埋めるために『』や擬音を多用しすぎて、小学生や中学生の夏休みの課題みたいな文章です。正直、読んでて恥ずかしくなりました。

3. 評価☆3
 何年も前からある内容ですし、ちょっと残念かなとも思いました。しかし、仮面ライダーWなどでは、サブライダーメインのVシネもあり、今でも人気のあるライダー・ガタックのスピンオフストーリーなので、この再録は、アリだと思います。読んだことのない方には十分楽しめると思います。

 以上の平均で、全体の評価は☆3としました。

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