魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (上) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の感想

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参照データ

タイトル魔法少女まどか☆マギカ ~The different story~ (上) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
発売日2012-10-12
製作者ハノカゲ
販売元芳文社
JANコード9784832242036
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

この話は、マミと杏子が主役を飾っている、傑作の第1巻です。
まだまだ、杏子が未熟者で魔女に襲われそうになっている所は、何だか見ていて新鮮でした。マミが杏子を助けた後、一緒にソウルジェムを浄化して、そしてマミがケーキをご馳走している描写もあるのですが、涎を垂らして目を光らせていた杏子が可愛かった!
「あたしを弟子にしてくれないかな?」
と、杏子がマミにお願いしている時の表情が、いかにもマミに憧れているんだなぁ、と読み手にまでジンワリとした暖かい気持ちにさせてくれました。
第2話では、いつもの魔女退治が終わった後に、今度は杏子がマミを食事に誘うと言う、杏子の優しさを見れました。佐倉家の日常的な会話も、細かく描かれていました。
でも、その真夜中に教会に火を点けようとした、魔女に取り付かれた人達を救おうと、教会に行って魔女を倒しましたが、たまたま通り掛かったお父さんに、杏子の魔法少女姿が見られてしまう・・・その緊迫感が凄かったです。ココから悲劇の始まりなんだな、と分かり、かなり沈みました・・・。
第3話は、完全にお父さんが娘を『魔女』と罵り始めています。
段々、杏子の心も傷付いています。
そして最後には、お父さんは杏子を残して、無理心中をしてしまいます。確かに、本編でも杏子がさやかに、こうした話をしているシーンはありましたが、まさかハノカゲさんが、こんなに鮮明に生々しく描かれるとは思っても見ませんでした・・・!
その後、杏子は魔女を必死の思いで倒せますが、大怪我で動けなくなってしまいます。それをマミが自宅で治癒しますが、杏子が(マミさんごめん。もうアンタとはやっていけないんだ。)はただただ悲しかった。
最終的には2人は、喧嘩をして離ればなれになる過去。
それから今に至って、マミと杏子は衝撃の再会をする―。
と言った感じで、1巻は締め括られています。
とてもスリルがありました!
やっぱり『まどか☆マギカ』は、ハノカゲさんが執筆されている漫画が、1番落ち着くと、私は思います。

映画の前後編が(このレビューを書いている現在)公開中の『まどか☆マギカ』。
映画に合わせてBD特典のドラマCD「フェアウェル・ストーリー」をもとにしたスピンオフが魔法少女まどか☆マギカ (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)の作者描き下ろしで登場。
全3冊刊行なので最終的は判断な完結時にまとめて。

ドラマCDでは魔法少女になって1年目の巴マミとなりたての佐倉杏子が出会うところから始まり、「後輩」生活からすれ違い、そして袂を分つまでが描かれていた。
コミカライズはさらに話をふくらませている。
まず、魔法少女になってすぐの巴マミが「姉妹の魔法少女」(彼女たちの背景も知りたいところ)とともに戦い、それぞれの少女が「共闘するよりも対立する存在」であることに疑問を抱く場面。
次いで、本編の中で杏子が美樹さやかに語った「ある日、カラクリがバレた」その「ある日」、父親が杏子を魔女だと認識することになる場面。
教会の中で聖書にガソリンをぶちまけ、その周囲に信者たちを昏倒させて見下ろしている杏子。それを見咎める父親。魔女と思い込んでも仕方のない状況であろう。
そして、杏子がもともと持っていた「幻惑の魔法」を使えなくなった理由。脚本の虚淵氏がどこかのインタビューで「杏子が最初に手に入れた魔法は、とある理由で使えなくなっている」と発言していたが、それをきちんと描いている。

ドラマCDの最後は忘れてしまっているのだが(苦笑)、本編では巴マミがいなくなった後に杏子は再度見滝原にやって来ているが、このスピンオフでは巴マミは生きている。
杏子とさやかの最初の戦い、本編では暁美ほむらが介入するところにマミがやって来て、ふたりの戦いを止めようとする
・・・ところでto be continued

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