東大卒のお父さんが教えた どん底偏差値からの大逆転勉強法 の感想
参照データ
タイトル | 東大卒のお父さんが教えた どん底偏差値からの大逆転勉強法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤原 義春 |
販売元 | KADOKAWA/中経出版 |
JANコード | 9784046004550 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
どん底偏差値の子供さんが東大に入ったのかなと一瞬思いましたが、そうは言っていません。
東大卒のお父さんは、2年間駿台・午前部文科一類(いわゆる東大コース)で浪人生をして経済学部に入学されています。一浪時、試験に遅刻して二浪になったそうです。挫折を知らない頭の良い人というわけではないのだなということが分かります。
息子さんが入学した高校は偏差値38、大逆転で入った大学は東京理科大(一般入試、現役)です。
ネタばれになるのでこのあたりで終わりますが、これらのディティールは、本書の勉強法がマッチするターゲットを示す上でもうちょっとオープンにしておくべきかと思います。
私が本書から得た教訓は、「自分は東大卒だから子供もできるはず」といった思い込みは禁物だということです。塾に入れるときのことを考えると、むしろ大事なのは、子供に「自分は勉強ができるんだ」という自信をもってもらえるくらいの緩めのクラスで勉強をスタートさせるということです。それは必ずしもトップエリートのクラスではないかもしれませんが、それくらいでよいのです。大事なのは「自分はクラスの中ではできる方なのだ」という自信です。自信がつけば子供は伸び、上のクラスに行きます。逆に、一旦しみついてしまった劣等感が子供にもたらす悪影響がどんなに悲惨なものか、本書は実にリアルに教えてくれます。
つまるところ親として大事なのは、あせらずに子供の未来を信じることなのではないでしょうか。
東大卒のお父さんは、2年間駿台・午前部文科一類(いわゆる東大コース)で浪人生をして経済学部に入学されています。一浪時、試験に遅刻して二浪になったそうです。挫折を知らない頭の良い人というわけではないのだなということが分かります。
息子さんが入学した高校は偏差値38、大逆転で入った大学は東京理科大(一般入試、現役)です。
ネタばれになるのでこのあたりで終わりますが、これらのディティールは、本書の勉強法がマッチするターゲットを示す上でもうちょっとオープンにしておくべきかと思います。
私が本書から得た教訓は、「自分は東大卒だから子供もできるはず」といった思い込みは禁物だということです。塾に入れるときのことを考えると、むしろ大事なのは、子供に「自分は勉強ができるんだ」という自信をもってもらえるくらいの緩めのクラスで勉強をスタートさせるということです。それは必ずしもトップエリートのクラスではないかもしれませんが、それくらいでよいのです。大事なのは「自分はクラスの中ではできる方なのだ」という自信です。自信がつけば子供は伸び、上のクラスに行きます。逆に、一旦しみついてしまった劣等感が子供にもたらす悪影響がどんなに悲惨なものか、本書は実にリアルに教えてくれます。
つまるところ親として大事なのは、あせらずに子供の未来を信じることなのではないでしょうか。