記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本) の感想
参照データ
タイトル | 記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 門田 隆将 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041107348 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』が大きな話題となったノンフィクション作家・門田’氏による作品。内容紹介にある通り、今作は震災タイミングの福島を扱った第2弾となる。
前作同様、未曾有の規模での被害をもたらした東日本大震災のさなか、立ち向かった人々の姿が描かれる。亡くなった記者、生き残った記者。その死線はどこにあったのだろうか。自分はあの時、何をしてどう過ごしていただろうかと繰り返し、思い出しながら読み進めた。
闘ったのは、サブタイトルにある福島民友新聞社の記者たちだけではない。物語後半に描かれる新聞配達店の人々の姿に、記者ほどの使命感を抱けないかもしれない私たちは心情を重ねることができるのかもしれないとも思った。
ラスト30ページは涙なしには読めない。怒濤の「一気読み」。
前作同様、未曾有の規模での被害をもたらした東日本大震災のさなか、立ち向かった人々の姿が描かれる。亡くなった記者、生き残った記者。その死線はどこにあったのだろうか。自分はあの時、何をしてどう過ごしていただろうかと繰り返し、思い出しながら読み進めた。
闘ったのは、サブタイトルにある福島民友新聞社の記者たちだけではない。物語後半に描かれる新聞配達店の人々の姿に、記者ほどの使命感を抱けないかもしれない私たちは心情を重ねることができるのかもしれないとも思った。
ラスト30ページは涙なしには読めない。怒濤の「一気読み」。