外国語上達法 (岩波新書 黄版 329) の感想

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参照データ

タイトル外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)
発売日販売日未定
製作者千野 栄一
販売元岩波書店
JANコード9784004203292
カテゴリ » ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 外国語学習法・旅行会話集

購入者の感想

今まで多くの本を読んできましたが英語の勉強が続きませんでした。
でも話せるようにはなりたい。書けるようにも、読めるようにもなりたかったです。

ただいつの間にか日ごろの仕事で英語の勉強をしなくなり、
時ばかり過ぎていく、そんな生活が嫌でした。

この本を読んで方向性が決まりました。

まずは外国語をどこまでできるようにしたいのか。
話せて、書けて、読めるようになるのは難しく、あれもこれもはできないということですね。

目的意識を持って勉強することの大切さ、そのポイント学習法も分かりました。

あとは苦しくても継続すること。

ここが一番難しい部分ですが、
「この本に書かれていることを実際に勉強して話せるようになった」と言えるように今日から勉強を始めます。

まともなことしか書いてありません。
つまり、著者のような達人でさえ、外国語の上達・攻略には奇策が
ないということであり、数々の外国語を修めていった著者の言葉だけに
それにも重みがあります。

単語はまず1000を理屈ぬきで丸暗記せよ、というのが私にとっては
いまさらながら心に留まる指摘となりました。
1000というのは多くはありませんが、実際にまっさらな状態から
外国語を覚えようとすると決して少なくない数字です。
その1000語として何を覚えるのかも書かれていますが、
私にとって貴重だったのは、やはり愚直に暗記をする効用が
説かれていたことです。
外国語を母国語のように覚えるとか、効率よくすぐにわかるように
するという流行のスタイルとはまったく異なる、当たり前すぎて、
ある意味では面白みのない方法論ばかりが書かれていますが、
そうであってこそ、勉強が苦しい夜の寝る前に読み返すと、
また明日も勉強しようという気になります。

私は、まだまだ30代後半ですから、あまり悲観的なことを書くと
年配の方に怒られると思いますが、やはり単語を暗記する、変化を
覚えるというのは、そろそろつらくなってきました。
しかし、この本には、それこそ70歳になっても新しい言語を
覚えた先達の紹介もされていて、そうした事実そのものが
強い励ましにもなります。

繰り返して読んでいます。

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