大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (2)) の感想
参照データ
タイトル | 大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (2)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | プロイスラー |
販売元 | 偕成社 |
JANコード | 9784036082605 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » ドイツ文学 |
購入者の感想
前作よりもより本物の泥棒らしく、おばあさんの作ったやきソーセージとザワークラウトをたいらげ、誘拐までする悪党ぶりを見せてくれます。見掛け倒しの腰の七本の剣も冴えています。
今回もカスパールとゼッペルが、占い師のシュロッターベック夫人と犬のヴァスティの力を借りてホッツェンプロッツを捕まえようとします。ヴァスティはシュロッターベック夫人が魔法をかけ損ねた犬です。犬らしくない外見と犬の仕草のギャップが笑いを誘います。
前作の間抜けなホッツェンプロッツが、巡査部長の裏をかいて逃げるなど本格的な逃亡劇が楽しめます。それにもまして、このシリーズに出てくる食べ物の魅力的なこと。ザワークラウトを作ったことがありますが、おばあさんの味が知りたくなります。小学校中学年の子どもは、やきソーセージが気になって仕方ない様子でした。
新しい登場人物は「三たびあらわる」でも活躍します。本書が大きな伏線となって完結編へと進むので、順番に読んでいくと、物語がしっかりと楽しめるしかけになっています。お勧めの一冊です。
今回もカスパールとゼッペルが、占い師のシュロッターベック夫人と犬のヴァスティの力を借りてホッツェンプロッツを捕まえようとします。ヴァスティはシュロッターベック夫人が魔法をかけ損ねた犬です。犬らしくない外見と犬の仕草のギャップが笑いを誘います。
前作の間抜けなホッツェンプロッツが、巡査部長の裏をかいて逃げるなど本格的な逃亡劇が楽しめます。それにもまして、このシリーズに出てくる食べ物の魅力的なこと。ザワークラウトを作ったことがありますが、おばあさんの味が知りたくなります。小学校中学年の子どもは、やきソーセージが気になって仕方ない様子でした。
新しい登場人物は「三たびあらわる」でも活躍します。本書が大きな伏線となって完結編へと進むので、順番に読んでいくと、物語がしっかりと楽しめるしかけになっています。お勧めの一冊です。