週刊 東洋経済 2014年 11/8号「銀行サバイバル/変調! アベノミクス/企業と天才 なぜ知を経営に生かせない/ソニー・ピクチャーズ 「アメリカの魂」はこうして救われた/ひと烈風録 石破茂」 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

りそなホールディングスは来年四月から、グループ内の銀行で
２４時間、３６５日いつでも振込みを可能にすると発表した。
この振込みの２４時間化は大手銀行では初めての取り組みで、
また銀行業界全体でも振込時間の延長が検討されている。

それらの最大の目的は利便性の向上による顧客の取り込みで、
平日の夜間帯や土日祝日でもグループ内の銀行なら
インターネットを通じて即時決済可能というものである。

現在のシステムが平日の午後三時までに振り込まれなければ
送金先の口座に入金されず、翌営業日扱いとなるのに比較して
その利便性は飛躍的に向上する。

特集は3メガバンクを筆頭に、銀行業界の置かれた
環境の変化を中心に取材した30ページ。
GMO-PGやアリペイにまで踏み込んだ後半は
たいへん読み応え有り。

一方巻頭特集の「変調！アベノミクス」は、
円安悪玉論をはじめ、ややありきたり。