Bach: Sonata No 2 in a Minor / Bartok: Sonata No 1 の感想
参照データ
タイトル | Bach: Sonata No 2 in a Minor / Bartok: Sonata No 1 |
発売日 | 2007-12-25 |
アーティスト | Midori |
販売元 | Sony Classics |
JANコード | 0827969774526 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 室内楽・器楽曲 |
購入者の感想
2007年リリース、本レビュー投稿時点での五嶋みどり最新作。バッハは2005年8月、バルトークは1999念9月、ともにマサチューセッツ州ウォーチェスターのメカニックスホールにてセッション録音。バルトークの相方は五嶋との共演も多いロバート・マクドナルド。全7トラック59分03秒。
魂を浄化し、あらゆる業や原罪を洗い流してくれるかのような無伴奏ソナタの音の連なり。これはもはや人間の技ではない。例えようもなく崇高で、他に比類のないバッハである。この演奏の前に言葉は無力。ただただ、目頭を抑えながら聴き入るのみ。これは音楽を愛する地球上のすべての方にお薦めしたい至上の演奏だ。
カップリングのバルトークは(この作曲家らしく)現代的な調性で、やや難解な曲想ではあるが、こちらも立派な秀演。時代の離れたこの2曲をカップリングしたところに本盤の妙味があるともいえる。マクドナルドとの息もぴったり合っている。
リリース間隔が徐々に広がっている五嶋だが、こういう作品集を聴いてしまうと、それも無理からぬことと思える。今後も自己のペースで創作を続けて欲しい。なお私が購入したのは輸入盤だが、国内盤も収録内容は同一。そちらのページには試聴リストが付いている。
このところリリース間隔が徐々に広がっている五嶋だが、こういう作品集を聴いてしまうと、それも無理からぬことと思える。これはひとつ一つの音に対する奏者の思い入れの深さを感じさせる名盤である。今後も自己のペースで創作を続けて欲しい。
魂を浄化し、あらゆる業や原罪を洗い流してくれるかのような無伴奏ソナタの音の連なり。これはもはや人間の技ではない。例えようもなく崇高で、他に比類のないバッハである。この演奏の前に言葉は無力。ただただ、目頭を抑えながら聴き入るのみ。これは音楽を愛する地球上のすべての方にお薦めしたい至上の演奏だ。
カップリングのバルトークは(この作曲家らしく)現代的な調性で、やや難解な曲想ではあるが、こちらも立派な秀演。時代の離れたこの2曲をカップリングしたところに本盤の妙味があるともいえる。マクドナルドとの息もぴったり合っている。
リリース間隔が徐々に広がっている五嶋だが、こういう作品集を聴いてしまうと、それも無理からぬことと思える。今後も自己のペースで創作を続けて欲しい。なお私が購入したのは輸入盤だが、国内盤も収録内容は同一。そちらのページには試聴リストが付いている。
このところリリース間隔が徐々に広がっている五嶋だが、こういう作品集を聴いてしまうと、それも無理からぬことと思える。これはひとつ一つの音に対する奏者の思い入れの深さを感じさせる名盤である。今後も自己のペースで創作を続けて欲しい。